ALPHAN有限会社

2014年6月アーカイブ

本日の一話〈6月30日〉

帝国ホテル元総料理長・村上信夫さんは、料理長を26年間務めました。


18歳で帝国ホテルへ入社し、洗い場に配属されました。

「三年間は鍋を磨くだけ」と宣言され、ほとんどの同僚が辞めていくなか、

村上さんは、「世界一の鍋磨きになろう」と決意し、

毎日休憩時間を使い徹底的に磨き上げます。


当時使っていた鍋は銅製で、磨けば磨くほどピカピカになり、

鏡のように顔が映るようになりました。


先輩たちは、立場を脅かす後輩に、

料理の味付けや隠し味さえも教えなかったそうです。

また、味付けを盗まれないように鍋に洗剤を入れて戻す人がほとんどで、

味を盗むこともできませんでした。


三ヵ月ほど経ち、「今日の鍋磨きは誰だ」と聞かれるようになったそうです。


そして、村上さんのときだけ、鍋に洗剤が入らずに戻ってくるようになり、

それを指でなめて味付けを勉強することができました。


それからしばらくして調理場から声がかかり、調理人としての人生が始まっていきました。

すべて、答えがここにあります。


「自分が何をやりたいか」ということを振り回すのではなく、

自分がやる羽目になり与えられたことを、

ただひたすら淡々とやり続けていくということです。


それを見ている人が、応援してくれるようになっていきます。

そして、その人がやっていることを見下している何者かがいるようなのです。

その存在は、神や宇宙と呼んでもいいかもしれません。

上からジーッと見守っていて、不平不満、愚痴などを言っている人には、味方をしないように思えます。

小林正観さんの『日々の暮らしを楽にする』(Gakken)より


仕事に限らず、目の前のことに対して、

一所懸命に取り組むことができる人は、

周囲の人をエンロール、味方にしてしまうのでしょう。

 

 

 

本日の一話〈6月28日〉

人の現在の姿というものは、その人の口ぐせの産物と言っても過言ではありません。

なぜなら、その人の考え方がその人の人生をつくっており、

考え方は言葉によってつくられているからです。


自分の口ぐせを思い出してみてください。

「チェッ!ついてないなあ。運がないな...

「もう歳だから...
などと、こんな否定的な言葉を、いつも口にしていませんか。


私たちの脳は、自身が発する言葉を正確に読み取りますから、

否定的な言葉ばかり口にしていると、そのとおりの人生になっていきます。


逆に、いつも肯定的な言葉を使い、前向きな考え方をしていれば、

そのような方向へと人生は動いていく。


人生が充実したり実りあるものになるか、

つらいものになるかの分かれ目は、

すべて自分の言葉にあるということです。


何かにつけ「すみません、すみません」と言っている人は、

一生申し訳ないという頭を下げ続ける人生を送るに違いありません。

何かにつけ「ありがとう!」と言える人は、感謝に満ちた人生を送れることでしょう。


私の友人で、今はすばらしい実業家になりましたが、

かつてはどうにもお金儲けのうまくない男がいました。

彼は仕事でも趣味でも上手にやり遂げられるのですが、

お金だけはどういうわけか貯まらない。周囲の人間はみんな首を傾げていました。


じつは、彼は大変重大な誤りを犯していたのです。

たぶん育った環境がそうだったのでしょうが、彼は「お金は汚いものだ」と頑固に思っていたのです。

そういう考えを身につけていたせいで、仕事をするとき必ず「私は金儲けはうまくありませんが、

仕事はまじめにやります」というのが口ぐせでした。

この言い方は相手の耳に快く響きます。

だから、彼の仕事は順調でしたが、この口ぐせを繰り返せば繰り返すほど、

相手にだけでなく、自分自身にも言い聞かせることになり、

その結果、彼は「金儲けの下手な自分」という自己像をつくり上げ、そのとおりの人生を歩んでいたのです。


医学博士、佐藤富雄氏の『夢をかなえる 口ぐせの心理学』(かんき出版)より抜粋



口ぐせは、自分への「言いきかせ」。

ダメだ、ダメだ、と否定的なことを、繰り返し自分に言いきかせたら、

ダメになるに決まっている。

人の悪口や、非難が口ぐせになっているなら、

それは他人へではなく、自分に言いきかせていることになる。


よき「口ぐせ」を自らの習慣としたい。

本日の一話〈6月27日〉

羽田空港と東京ディズニーランドが直結するかも!?


JR東日本が構想中の新路線。

株主総会で、東京駅と羽田空港を結ぶ新線を、東京臨海高速鉄道りんかい線(新木場―大崎)に接続する案を披露したらしい。

また、東京駅から東海道線経由で羽田空港を結ぶ新線構想も2月に発表されています。

新線については、来年開業するJR東北縦貫線で宇都宮、高崎、常磐の各線が直接、東京駅に乗り入れもあります。


北関東と羽田の直通運行も可能になるのですね。

 

本日の一話〈6月26日〉

何をやってもうまくいかないことがある。

たとえば仕事でミスをし、気分転換に酒を飲んだら悪酔いして電車を乗り過ごす。

やむなくタクシーで帰宅したら財布は空っぽ。

そこに家族の罵詈雑言が降り注ぐ...

「ああ、自分の人生はツキから完全に見放されている」と嘆きたくもなる。

そんな時、どうすれば気分をすばやく好転させられるのだろうか。


ここは逆発想が有効だ。


「こう悪いことばかり続くのは、何かとてつもなくいいことが起こる前兆に違いない」

と考えるのだ。

人生はうまくしたもので、不幸一色に塗りつぶされる一生などというものはない。

底に沈めば、それだけ大きな浮力もつくものなのである。

うまくいかない今を「いいことのための準備期間」と思えれば、気分は上向くことを忘れないでほしい。

悲観的になった時は、先のことより目先の楽しみを思い浮かべるといい。

気持ちがめいっている時には、明るい未来など思い描けるわけがないのだから、それはあきらめてしまおう。

そして、日々のささいな楽しみに目を向けるのだ。

風呂あがりの一杯のビールのうまさ、何度観ても飽きることがないお気に入りのビデオ...何でもいい。

それに没頭し、ささやかでも手応えのはっきりした幸福を味わうのだ。

ビールをあおったら、多少オーバーに「ああ、うっめぇ!」なんて言ってみるのもいいかもしれない。

それで苦しさが一瞬でも遠のけば、首尾は上々。

そんな小さなことの繰り返しが、悲観の迷路から抜ける道筋の発見につながるのである。


精神科医、齋藤茂太氏の『心をリセットしたいときに読む本』(ぶんか社文庫)より抜粋。


幸せと不幸は交互にやってくると言われます。

過去を振り返ってみるとそんなものですね。

そして、その不幸が後の幸せに繋がっていくことありますね。

本日の一話〈6月25日〉

タイガー・ウッズ選手と、幸運にもあるゴルフ大会でいっしょにラウンドしたとき、

彼が、プレー中、常に自分に対する声かけをしていたのを見て、驚いたことがあります。


いい球を打てたときには「ナイスショット!」と堂々と自分をほめ、ミスショットをしてしまったときは「ネクストタイム!(次はうまくいくさ)」と自分を明るく励ます。

自分の思いを言葉に出し、自分をどんどん盛り上げていく。

こうした「言語化」が、ウッズ選手の強さを支える秘密の一つなのだと思います。


これと似たようなことは身近にもあります。

たとえば、少年野球の試合などで、監督が選手たちに向かって「もっと声を出せ!」と指示したり、

ベンチにいる子供たちに大声で応援させたりしているシーンを、よく目にするでしょう?

あれは、「ナイスプレー!」「ドンマイ!」などと、とにかく自分の思いをワーワー声に出していくうちに、

不安や恐れの感情がリセットされていき、気持ちが少しずつラクになるからです。

気持ちがラクになれば緊張もそれほどしなくなり、自分らしいプレーができるようになります。

反対に、黙っていると、モヤモヤした不安や恐れの感情がどんどん膨(ふく)らんでいき、勝てる試合も負けてしまうことがあります。


言葉にして自分に言い聞かせるということは、けっこう重要なことなのです。


それについて、面白い話を聞いたことがあります。

ダイエットの一つの方法として、食事のあと「ああ、おいしかった!」と声に出して言うと効果がある、というのです。

もっと食べたい思っていても、満足感を表す自分の言葉が耳から入って脳に届くと、「満足した」という信号が脳から発せられ、

実際に満足してしまうのだそうです。

同じ原理で、睡眠不足の場合にも、朝起きたときに「ああ、よく寝た」と声に出すといいそうです。


脳にはこういうはたらきもあるのですから、

みなさんも自分の思いをどんどん言語化してみましょう。


『思いを言葉にすると脳が活性化し、自分らしい仕事ができるようになる』松岡修造氏の『本気になればすべてが変わる』(文芸春秋社)より抜粋


自分で自分に声をかけて上げる。

あまりしないですね。

やってみたいと思います。

 

本日の一話〈6月24日〉

午後1時すぎになって、セーラは空腹を感じ始めた。

朝から数時間ずっとデスクワークに励んだので、近くの喫茶店で軽食をとることにした。

数分後、サムが同じ喫茶店に入ってきた。

彼も昼休み中だった。サムはセーラのすぐそばに腰掛けた。

その日、同じウエイトレスがセーラとサムに給仕した。

ウエイトレスが注文を聞きに来るまで、どちらの客も同じくらい待った。

きちんと調理されたおいしい食べ物がどちらの客にも出された。

勘定書きがどちらの手元に届くのにも同じくらいの時間がかかった。

しかし、状況が似通っていたのはそこまでだ。

セーラは笑みを浮かべ、足取りも軽く、世の中に対してとてもポジティブな気持ちで喫茶店を出た。

その様子は誰が見ても一目瞭然だった。

楽観主義が全身からあふれ出ていた。

セーラは楽しく昼食をとり、ウエイトレスと楽しい会話をし、充電を終えて仕事に戻った。

その反対に、サムは苦虫をかみつぶしたような顔で喫茶店に入ってきた。

猫背で不自然な姿勢。

「オレに近づくな」とでも言わんばかりのピリピリした雰囲気。

ウエイトレスがすぐに注文を聞きに来なかったとき、彼はとても不愉快だった。

注文した食べ物がなかなか来ないのでイライラした。

出された食べ物について不満を言い、清算がもたついたことで激怒した。

セーラとサムは同じ喫茶店で同じ態度で対応されたのに、なぜこんなに違う経験をしたのだろうか。


その理由はこうだ。

セーラは世の中に対してポジティブな心の姿勢であったのに対し、

サムはネガティブな心の姿勢に固執していたからだ。


ジェフ・ケラー氏の『できる人とできない人の小さな違い』より抜粋。



ある人にとってすごく価値のあるものでも、別のある人には全く価値がない、ということはよくある。

楽しいことも、怒ることも、感謝も、ゆるすことも人によって価値観、許容範囲が、みな違う。

ある人は怒ってしまうことでも、ある人は冗談でもいいながらニコニコしていられるのでしょう。

本日の一話〈6月23日〉

カリフォルニア大学デイヴィス校のエモンズ博士らによる面白い研究があります。


まずは、192人を3つのグループに分けます。

グループ1の学生さんには、「大きいことでも小さいことでも感謝できることを見つけて、それを日記に書いてください」と指示を与えます。

グループ2の学生さんには、「人生には嫌なこと、イライラすることがあります。それを毎日思い出して、日記に書いてください」と指示します。

グループ3の学生さんには、「毎日の出来事を日記につけてください」と指示します。


こうして10週間、日記をつけてもらうのですが、

それぞれのグループの学生さんには、「心の状態(感情)」「身体の状態」「人間関係」について日記と並行して記録してもらいます。

さて、10週間後には何が起こっていたでしょうか?


「感謝日記」をつけたグループ1の学生さんは、

グループ2とグループ3よりも身体の調子が良くなり、エネルギーが湧いてくる感覚が持てるようになったとのことです。

具体的には、朝の目覚めが良くなり、運動する時間が増え、人間関係が良くなったという研究結果が出ています。

感謝日記をつけることで、なんと脳機能を高めると同時に「人間関係」と「運動」も連動して変わっていったのです。


このように「感謝」するということは、実は人に大きな影響を与えることがわかってきています。

「感謝」することは大切だといわれますが、どうもきれいごとでは済まされない何かがあるようです。

人間の行動の90%が習慣によって動いているので、一つでも習慣を変えられれば、

大きな変化への1歩を踏み出したといえるのです。

習慣を変えようと新しいことを始めるときには、

なかなか変化を感じないかと思いますが、脳の中では短いスパンで大きな変化が起こっているのです。


脳科学者・医学博士、岩崎一郎氏の『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』より抜粋



モノの見方は、クセ、習慣がある。

毎日の仕事や生活の中に、

喜びや感謝することを探し出せる人もいれば、

嫌なことやイライラすることを見がちな人もいる。

本日の一話〈6月21日〉

偶然の幸運に出会う能力を「セレンディピティ」といいます。

現在の脳科学では、セレンディピティこそが、人間が創造的に生きるためのキーワードとして注目されています。


つまり、人が幸せを感じながら日々生きていくためには、

偶然の幸運に出会う能力「セレンディピティ」が必要なのです。


セレンディピティを身につけるのは難しいことではありません。

「行動」「気づき」「受容」の3つのサイクルを回していくと、誰でも身につけられます。


まずは「行動する」こと。

すべてはアクションを起こすところからはじまります。

次に何かに出会ったら、そのことに「気づく」こと。

気づきに必要なのは心の余裕です。

目標を立てて行動するのはいいことですが、目標ばかりに目を向けてしまうと気づきは生まれません。

そして、出会ったものに気づいたら、それを「受け容れる」こと。

偶然出会ったものは、もしかしたら自分の世界観を変えてしまうものかもしれません。

それでも、柔軟な発想ですべてを受け容れるのです。


重要なのは、偶然の幸運に巡りあったとき、

それを間違いなく自分のものとして繋ぎ止めることができるかどうか。


それができる人こそ、幸運を呼び込めるのです。

では、この「偶然の幸運」を「必然の幸運」に転換させる方法はあるのか?

もちろん、あります。

簡単なことですから、すぐにはじめられます。


それは、脳が喜びときめく言葉を送りつづけることです。


あなたも、「言葉が人をつくる」ということを聞いたことがあるでしょう。


たとえば、日々ネガティブな言葉を口にしていると、考え方もネガティブになり、不幸を呼び込んでしまう。

反対に、ポジティブな言葉を口にしていると、前向きになれて人生が豊かになる、ということです。


いわゆる口グセの法則というものですが、脳科学でも証明されています。

脳科学的にいうと、幸せとは脳が生み出すイリュージョン、つまりは幻想です。


だから、脳が喜びときめく言葉を送り続けると、脳内で「幸せ」というイリュージョンが生み出され、実際に幸せを感じられるようになる。

自分の言葉がけしだいで、幸運を呼び込めるということです。


これが、「脳がときめく言葉」を送りつづけると幸せになれるというメカニズムで、現代の脳科学でも実証されていることです。


私が知っている成功者の多くも、脳がときめく言葉を送りつづけています。

さらに、幸運を呼び込んでいる成功者には、共通する特徴があります。

それは、「人の役に立つことを考えて発言し行動している」ということです。

自分よりも他人のことを考え、成長していこうとしている人ほど、脳がときめく言葉、あるいは「幸運を呼び込む言葉」を使っているのです。

プロフェッショナルな人たちは自分の脳だけでなく、人の脳もときめく言葉を使っているということです。


『茂木健一郎の 脳がときめく言葉の魔法』(かんき出版)より抜粋。



言葉は大事ですね。

本日の一話<6月20日>

アメリカ、ニューヨーク州の話。

ペット用の墓地に飼い主、もちろん人間の遺骨を埋葬することが認められた。

ペットと一緒に埋葬してほしいという要望が増えていることに対応したもので、新規定は8月2日から施行されるという。

その他、アメリカではほかにもペット用墓地への埋葬について正式規定を設けている州が複数あるそう。

バージニア州では人間用の墓地にペット用墓地を併設することを認める内容の規定が提案されている。

ペンシルベニア州は、人間の遺体を火葬しないままペット用墓地に埋葬することを認めている。

今回のニューヨーク州では2011年、ニューヨーク市警の警察官トーマス・ライアンさんが、

愛犬が眠る墓地に自分も埋葬してほしいと願ったことをきっかけに、正式な許可を求める声が高まっていた。

さて、日本ではどうなんでしょうか?今のペットブームを見れば、同じように要望としてはあるでしょうね。

インターネットで見たら墓地の検索サイトがあり、こだわり条件に「ペットと一緒に入れる」、検索してみると埼玉で15箇所もありました。

既に、当たり前になっていました。

本日の一話<6月19日>

県立M高等学校の卒業式が近付いたある日、ビデオカメラを手にした男子生徒二人がやってきて告げた。

「うちの高校では、毎年卒業生にビデオレターを観てもらうことになっています。

三年間、お世話になった方や思い出に残っている人から三分間ほどのメッセージをもらって、卒業生全員で観るのです。

つまり"送る言葉"だよね。身に余る光栄!喜んでお受けいたします」

私は三つのメッセージを語った。

卒業生が二年生の時、他校へ転勤された生物の教師O先生の登場には拍手が起こった。

O先生は、

「何度も教えたよね。一組の両親から生まれる子どもには、約七十兆通りの組み合わせがあって、二つと同じものがないということ。忘れるなよ。

君たち一人ひとりは、七十兆分の一の確率で選ばれて、この世に生まれて来たんだ。これってすごいことだよ。こんなすごい生命を大切にするんだぞ!」

そして最後のメッセージになった時、映し出された人物を観て、全員が絶句した。

いや、誰も、"なぜ?"と思った。

実は、スクリーンから笑顔いっぱいに語りかけてきたのは、高校三年になったばかりでこの世を去った同窓生のA君だったからである。

「みんな、卒業おめでとう。

ボクも一緒に卒業式に出たかったけど、みんなが知ってる通り、脳腫瘍が悪性でさあ、あんまり長く生きられないんだ。

だからビデオレターで卒業式に出させて欲しいって、制作委員に頼んでおいたのさ。

絶対秘密でね。

今日が本邦初公開!

みんな、高校生活楽しかったね。

校門からの坂道の桜の咲く頃までは生きて、桜吹雪の中でみんなと弁当食べたかったなあ...。

ああ、いけない!

卒業式だもんね。

明るくやらなくっちゃ!

ボク、すごく楽しい高校生活が送れて幸せだった。

十分、人生生き切ったと思うよ。

みんな、"生まれてきてよかった""生きるってこんなに楽しい"と実感できるような人生をつくってね。

またどこかで会おうね。ボク、ちょっとだけ先に行くよ!みんな、ありがとう!」

誰もが泣いている。先生方も必死で涙をこらえておられる。

その時、女子生徒のE子さんが立ち上がり、大粒の涙を落としながら叫んだ。

「A君、私、生きていくことに決めた。

今、死にたいぐらい苦しいけど、A君の言葉を聞いて、私決めた。

私、死なない!生きていく!A君、誓うよ!私、生きていくからね!A君、ありがとう!」

突然、大きな拍手が起こった。

その場に泣き崩れた彼女に向かって全員が精一杯の拍手を送っている。

彼女の三年間が、ひきこもりと短期登校の繰り返しであり、一番苦しんでいたのはE子さんであることを知っているからだ。

仲間たちのエールを込めた温かい拍手はいつまでも続いた。

篠原鋭一氏の『みんなに読んでほしい 本当の話 第3集』(興山舎)より抜粋

自分たちが生きているありがたさを、忘れがちですね。

本日の一話<6月18日>

家庭用"虹"発生器なるものが、発売されるそうです。

テンヨーという会社の、家庭用"虹"発生器「ホームレインボー」「東京おもちゃショー2014」で披露されました。

晴れた日に使えば、さまざまの光のスペクトルが弧を描く虹を、子どもでも確実に再現できるという。

虹の発生する条件としては、太陽と水滴(プリズム)、見る人の角度が4042度となる位置と決まっているんだそう。

また、より美しい虹を見ようとすれば、方角のほか、水滴のサイズや密度、広がり方などにノウハウが。

ホームレインボーは、基本的に噴霧器である。

電源は不要で、本体に水を入れ、ポンプを30回上下させると約2分間の噴霧が可能。

ただ普通の噴霧器と異なるのが、先端の特殊なノズルと付属の「虹早見ゲージ」。

この「虹早見ゲージ」は、虹が発生する方角を割り出すための便利ツール。

価格は3980円(税別)で、7月下旬発売予定という。

癒しの一品としてあってもいいですね。

本日の一話<6月17日>

先日行われたワールドカップ初戦、結果は残念な結果でしたが、意外なことが話題になっているそうです。

対コートジボワール戦が行われたペルナンブッコ州ヘシーフィ(レシフェ)近郊のアレーナ・ペルナンブッコで、

日本人は観客席でごみを拾い集め袋詰めにした―-

こんな記事がブラジルのメディアで話題に。

試合終了後、観戦エリアのごみの後始末をする日本人サポーターの姿がSNSでこの話が広まり、「グローボ・エスポルチ」という大手メディアも取り上げたという。

こういう類の、日本人の話がたまにありますが、本当に意外です。

お行儀がいいのか、きれい好きなのか、教育がいいのか。

いずれにしても、良いことですね。

今日もあちこち綺麗に。

本日の一話<6月16日>

私は敬虔なローマンカトリックの信者です。

それでも神道の素晴らしさはわかります。

神道は自然を神と崇めて大事にしつつも、他の宗教に対しても寛容であるので、広い視野で物事を捉えることができる宗教だと思います。

実はカトリックと靖国神社は深い因縁があるのです。

第二次世界大戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)内には、

靖国神社を軍国主義の象徴と見なし、焼き払った上に跡地をドッグレース場にしようとした動きがあったそうです。

これには賛否両論があり、マッカーサー司令官も答えを出せずにいたようです。

そこで、司令官は当時、ローマ教皇庁(ヴァチカン)の臨時駐日代表ブルーノ・ヴィッテル神父に意見を求めました。

するとヴィッテル神父は、

「いかなる国も、その国に殉じた兵士に対して、敬意を表す権利と義務があり、それは戦勝国、敗戦国問わず平等である。

もし、アメリカ陸軍が靖国神社を焼却したならば、米陸軍の歴史に永久に消すことのできない汚点を刻むことになるだろう」

と進言し、司令官は靖国神社焼却中止命令を出したそうです。

靖国神社のことは、国際的にも凄くナーバスなことになっていますが、私が思うに、靖国神社のことについて、特に中国や韓国はとても大きな誤解をしているのではないでしょうか。

靖国神社は145年前にできた神社です。

第二次世界大戦のずっと前です。

靖国神社のような、国を守るために亡くなった軍人を慰霊するメモリアルなお祈りの場所は、世界中どこにでもあります。

イタリアには、ローマにヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂がありますし、アメリカにはワシントンDC近郊にあります。

ドイツにも、フランスにもあります。

それが、日本ではたまたま靖国神社なのです。

だから、一部の国が言っている、「靖国神社には日本の戦争犯罪人も祀られている」

と一方的に非難するのは、ナンセンスなことだと私は思います。

「靖国で会おう」と言い合って、若者たちがお国のために命をなげうちました。

もちろん、日本という国家を守るためですが、本当のところは愛する家族たちを守るためだったのではないでしょうか。

靖国神社はそんな彼らの霊を慰めるところです。

またこうした過ちが繰り返されることがないように祈っているということを、世界に向かってしっかりと言うべきだと私は思います。

駐日外交団長、サンマリノ共和国特命全権大使、マンリオ・カデロ氏の『だから日本は世界から尊敬される』(小学館)より抜粋

著者のマンリオ氏は、現在、駐日大使全153ヶ国を代表する「駐日外交団長」として、各国と日本の友好親善のために尽くしている方だそうです。

日本人として知っておかなければならない日本のこといろいろあるのでしょう。


本日の一話<6月14日>

ここ最近の賃貸住宅市場は、低金利や2015年1月からの相続税の課税強化を背景に供給は増えているよう。

ただ、長期的には人口減少の影響で市場の縮小は進みます。

賃貸市場は長期的な縮小傾向にある中、

単身女性や子育て世帯の女性を意識した賃貸住宅を投入する動きが活発に。

女性向け賃貸住宅の特徴は防犯に力を入れている点。

例えば、旭化成ホームズでは、「おかえりラウンジ」という本棚のシェアやメッセージボードなどを設置した入居者の共有空間を導入。

また、大和ハウス工業では、ワンルームタイプに占める女性の入居率が約4年前の3割から4割まで上昇したことを受け、

センサーが異常を感知すると、警備員が現場に駆けつける防犯配慮型賃貸住宅「SWシリーズ」を。

子育てと仕事の両立を支えるサービスもポイントに。

積水ハウスでは、子育ての応援をコンセプトに掲げ、住民がふれあう空間を重視し、敷地の真ん中に芝生を配置したり、コミュニティーハウスを設置した賃貸住宅タウンを供給。

景気回復や政府の成長戦略を背景に働く女性が増えており、賃貸へのニーズが高まっていると見られる。

女性向けの賃貸住宅は近年、質や量が向上している。

今後は、コミュニティーに重点を置いた防犯性の向上や仕事と子育ての両立支援など、

女性が安心して住める賃貸住宅がカギとなるのかもしれません。

本日の一話<6月13日>

横浜市西区の11階建てマンションが傾いていることがわかったそうです。

2003年に販売が住友不動産、施工は熊谷組さん。

傾いた原因は、建物を支える杭が支持地盤に到達していないことのよう。

住友不動産は、住民に仮住居への転居を要請。

補強や建て替えの検討を始めたという。

建築基準法施行令にてマンションなどの大規模な建築物について、

杭を「支持層」と呼ばれる強固な地盤まで打ち込んで固定するよう定められています。

杭の長さが支持層に到達していないとどうなるか。

重みを支えられず、建物が傾いたりする可能性がでるのは容易に想像できます。

住民の方も、さぞ不安でしょう。

人にとって住まいは、大切なもののひとつです。

 

本日の一話<6月12日>

昨晩テレビを見ていたらバケモノ飲食店を紹介しているものありました。

何が「バケモノ」お店の広さ1坪あたりの月間売上高が異常に高い

一般的な飲食店の標準は、30万円だそうです。

日本1と紹介された大阪の鉄板、串焼き料理の店は、なんと130万円(過去最高値)/.

標準的な店の4倍強

2位以下も続きます。種類は、海鮮居酒屋、ステーキ屋、カレー屋など様々。

共通しているのは、お客さんの回転率を意識して、それが上がるような工夫をしていました。

ステーキ屋では、了解をとったうえで基本的にカットした状態でお客さんのテーブルに出す。

カレー屋さんでは、メニューを2種類だけに絞る。などなど。

鉄板、串焼き料理店では、朝8時まで営業し、お店だけではなく近隣のスナック、クラブへの出前も積極的にやっているという。

「どうやったら、できるのか」

という発想、工夫が大切ですね。

本日の一話〈6月11日〉

褒められると誰だって嬉しいものです。

信じられないかもしれませんが、身体の不調も褒めることで改善することがあります。

実は「褒める」というのは、開運の作法にとっても、非常にいいことなんです。

一気にエネルギーの流れが変わります。


賞賛のしかたはいろいろありますが、拍手(はくしゅ)は特におすすめです。

褒め言葉は場合によってイヤミに受け取られてしまうことがありますが、

拍手はまずまちがいなく賞賛として受けとめられます。

言葉の通じない外国の人にも、拍手は賞賛として通用しますね。


相手を賞賛することのご利益は、相手が3割、自分が7割。

つまり、3分の2以上が自分のご利益となるのです。


落ち込んでいたり、自信が持てなくなったりしたときは、ぜひ、自分に拍手をしてください。

やってみれば誰でもわかることなのですが、拍手をすると自然と心が晴れ晴れしてきます。

マイナスエネルギーを、ほんの数秒でプラスエネルギーに変えることができるというわけです。


清水祐尭氏の『開運の作法』(現代書林)より抜粋



「自分に拍手」っておもしろい、やったことないです。

今度やってみたいと思います。

本日の一話〈6月10日〉

フランスの哲学者アランの名著『幸福論』に、

「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」とあります。


悲観主義のほうが知性的であるとして重きを置く向きもありますが、

アランはその深い人間洞察により楽観主義の本質を鋭く捉え、

人の生き方に示唆を与えてくれています。


アメリカの経営学者ピーター・ドラッカーは、決断に際して四つの優先順位というのを説いています。

第一に、過去ではなく未来を選ぶ。

第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。

第三に、横並びではなく独自性を持つ。

第四に、無難で容易なものではなく、変革をもたらすものを選ぶ。


そして、この四つを選ぶのは見識ではなくリーダーの勇気であると主張しています。

この勇気こそは、楽観主義の最たるものといえます。


生前懇意にしていただいていた大平正芳(おおひらまさよし)元総理は、

「淡(たん)にして事を成し、甘(かん)にして事をこわす」という言葉を残されました。

淡々と着実に事に当たれば成功するが、甘くなれば失敗するという意味です。

"厳"ではなく"淡"という言葉を使われたところに、大平さんの深い洞察が感じられます。


楽観主義が陥りやすい欠陥は、甘になることです。


ウシオ電機会長、牛尾治郎氏の『月刊致知 20147月号』"巻頭の言葉"(致知出版社)より抜粋



イギリスの名宰相、ウィンストン・チャーチルの言葉

「悲観主義者はあらゆる機会の中に問題を見出す。

楽観主義者はあらゆる問題の中に機会を見出す」


悲観主義者、楽観主義者それぞれの能力、良さがあるのだと思います。



本日の一話〈6月9日〉

「ありがとう」は、ネガティブ思考を消す魔法の言葉です。

「少しは仕事のしかたを変えたら?」と言われたら、

「ありがとう。私が良くなるきっかけをくれて」

...辛辣(しんらつ)な意見を言われて自分を全否定されたように感じるときでも、

「ありがとう」の気持ちで受け止めれば、

何かしらプラスになるものを見つけられます。

落ち込まずに、前に進んで行けます。


雪の降る寒い時期に、「くいしん坊!万才」のロケで北陸地方のある町を訪ねたときのことです。

一人暮らしをしているおばあちゃんのお宅で、塩漬けにしたサバを使った料理を出してくれました。

雪が積もると買い物もままならないので、昔から、寒冷地の冬の食事は保存食を使ったものが多いのです。

このおばあちゃんは、「もっと不便なところで暮らしている人もいるんだから、私なんか本当に恵まれてるんですよ」という話ばかりでした。

雪国の一人暮らしには不便なことも多いはずなのに、「ありがたい」「ありがとう」という言葉が常に出てくるのです。


もし自分が雪深い町に一人で暮らし、毎日のようにサバの塩漬けを食べていたら、まったく逆の捉え方をするだろう。

「ありがとう」なんて絶対に言えないだろう...。

僕は、自分の不遜さと弱さを改めて気付かされた思いでした。

「ありがとう」を伝えるのは、素晴らしいこと。

「ありがとう」を感じるのは、幸せなこと。

松岡修造氏の『伝わる!修造トーク』(飛鳥新社)より抜粋


当たり前ではないことが、当たり前になってしまうものですね。

本日の一話〈6月7日〉

流行の仕掛け人たちから、私はしょっちゅう文句を言われている。

「あなたは何もご存じではないのですね」

「もはやルールが変わったことを理解すべきでしょう」

どうやら流行の一つにも乗れないヤツは、ビジネスパーソン失格だといいたいようだ


オマハの賢人"の異名をとるアメリカの投資家ウォーレン・バフェットもこう述べている。

「潮が引いてはじめて、誰が裸で泳いでいたのかがわかる」

「みんなが口ぐちに同じことをすすめはじめたら、その逆を行く頃合いだ」

そう語ったのは伝説的な大物実業家ジャセフ・ケネディで、1929年の大暴落のまえに株式市場から手を引いた。

靴磨きの少年までもが株取引について語りはじめたのがきっかけだったという。


メディア王のルパード・マードックがいい例だ。

2005年に58000万ドル(約580億円)で買収したソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「マイペース」を、

6年後には3500万ドル(約35億円)で売却するはめになった。


しかし、つまりは逆もまた真なりということだ。

自分のアイデアが誰にも受け入れられないからといって、簡単にあきらめてはいけない。

カスピアン・ウッズ氏の『まじめなのに結果が出ない人は、「まわりと同じ考え方をしている」という法則』(三笠書房)より抜粋



みんなが同じ方向を目指す中、
ただ一人反対方向に進むのは本当に勇気がいるでしょう。

時には、逆を行くという勇気も必要ではないでしょうか。



本日の一話〈6月6日〉

「空き家バンク」って?

「空き家バンク」とは、空き家の売却情報や賃貸情報を自治体のホームページなどで提供し、移住希望者とのマッチングを図るための制度。

「空き家バンク」の制度は1990年代からあったが、全国に広がったのは最近のこと。


人々の価値観の多様化により田舎暮らしや地方移住のニーズが高まっただけでなく、

インターネットの普及も大きな要因だとか。


現在では半数を超える自治体がこの制度を取り入れているようです。

総務省がまとめた「平成20年住宅・土地統計調査」によれば、全国の空き家は756万戸に達しています。

人口減に悩む地方の自治体では空き家の増加も大きな問題。

過疎、防犯や防災上の問題まで。


そこで空き家を活用して都市生活者の移住や、都市と田舎の交流を促進することが「空き家バンク」の大きな目的に。

通常の住宅売買や賃貸による「住み替え」とは異なり、「空き家バンク」ではその地域への移住、

定住といった意味合いが重視されています。


それと同時に地元の人たちと交流し、ひいては地域の活性化に寄与することも求められています。

しっかりとした目的意識を持つとともに、地域住民の1人として積極的に回りの人と接したり行事に参加したりといった姿勢も大切のようです。

(HOME'S住まいの基礎知識参照)



「田舎暮らしや地方移住のニーズ」は、最近多くなっているように感じます。

自然回帰というか、人間のDNAに刻まれた本能への回帰というか。

自分を取り巻く環境に、どこか違和感を感じて生活をしている。

少しでも違和感を和らげる住まい、

心地良い、快適な住まいは大切ですね。

 

本日の一話〈6月5日〉

ちゃんと学校には行ってたんですよ。

でも、2年に進級するための必修科目を取ってなかったんです。

これでは、どんなに頑張ったって2年生にはなれない(笑)。

普通ならメゲるかもしれない。

落ち込むかもしれない。

でも、僕は違った。

イベントにしちゃったの(笑)

これは、何かのきっかけだ、人生の転機だ、なんてね。

だって、出来事そのものが猛烈に面白いじゃない。


いろんなことで泣く人は、自分をいい位置に置いてるから泣いちゃうわけ。

もともと自分は愚かで、愚にもつかない人間だと思っていれば、笑えるのね。


もっと言うと、人はそもそも愚かだと思えばいい。

そうしたら、全部笑える。

結局ね、自分の考えひとつなのよ。

人生をつまらなくしているのは、自分なの。


会社だって仕事だって同じ。

そして、お金がなければ楽しいことはできないと勝手に思い込んでる。


アンタはお金があるから言うんだと思う人もいるかもしれないけど、

僕はお金がなくてもそう言うから。

だってそうだもん。

ゴミ捨てだって楽しいもん。

ベランダのプランターの土づくりひとつでも楽しめるもん。


不安になっても、いいことなんてない。誰も近づかないから。

だから笑うこと。不安でも堂々とする。

そして隣の人と比べない。いつも自分だけを見つめる。


僕はデビューのころから、自分が世界でいちばん幸せだと思ってた。

給料が7万円だったときも幸せだった。

給料だと思えば安いけど、小遣いだと思えば7万円はすごいじゃん(笑)。


今は、スピーディな時代。

目の前にあるちょっとした幸せ感や生きている実感を、みんなが忘れてる。


所ジョージ氏の『プロ論。情熱探訪編』(徳間文庫)より抜粋




所さんのキャラなら納得してしまう。

自分の心持ち、考え方、捉え方によって全て変わっていくのですね。

 

 

本日の一話〈6月4日〉

ある夜、まだ身分が低いころの秀吉の家に、朋友(ほうゆう)が集まった。

男たちは、酒を酌(く)み交わし、青雲(せいうん)の志をぶつける。

「一国一城の主(あるじ)になってみせる」

「いや、百万石(ひゃくまんごく)の大名だ」

「男と生まれたからには、天下を取ってみたい」皆、意気盛んである。

さて、秀吉の番になった。

「俺は信長様にお仕えし、苦労に苦労を重ね、

今、ようやく三百石の俸禄(ほうろく)を頂く身になった。

あと三百石、加算してもらえるよう、がんばりたい」

あまりにも小さな夢だったので、朋友たちは、どっと笑った。


秀吉は、皆を制して言った。

「おまえらは、所詮(しょせん)、かなわぬことばかり言っている。

地に足のついていない目的だから、あせって空回りするだけだ。

志を得ない愚痴や、不平、不満ばかり言うようになったら、もう向上はない。

だが俺は、手が届くことを言っている。

今、自分が頂いている仕事に全力を尽くせば、

必ず認められる一つの目的が成就したら、その喜びをもとに、また、次の仕事に集中していく。

一歩一歩、着実に積み重ねていけば、予想以上の結果が得られるだろう」


木村耕一氏の『こころの朝 自分らしく自分の夢を持って生きれば、道は開けてゆく』(1万年堂出版)より抜粋



「大きな夢を」という話も、よく聞きます。

大きな夢は、小さなことの積み重ねで叶うのでしょう。

目の前のことに一生懸命向かっていくことが、一番大切ではないでしょうか。

本日の一話〈6月3日〉

運のいい人とは「いい言葉にめぐりあえる人」です。


人にめぐりあえるのとおなじくらい「いい言葉」にめぐりあえることは大切です。

「いい言葉」こそが運なのです。

「いい言葉」には、言霊(ことだま)があります。


どんなに素晴らしいことを考えていても、

それが言葉にならないと不完全燃焼で終ってしまいます。

もやもやした思いを、ことばにした瞬間に、言葉は、言霊となります。


人が、言葉を発するのではありません。

言霊が、あなた自身を、生み出すのです。 


作家、中谷彰宏氏の言葉。


「言葉」の力、言霊、人を楽しめたり、人を傷つけたり。

大きな力があります。

「いい言葉」を意識したいと思います。

 

本日の一話〈6月2日〉

人生って、与えられた環境でしあわせになるゲームみたいなものなんです。

だから、相手を変えようとしちゃダメなの。


ポーカーでもなんでも、配られた手にいちいち文句を言ってたら勝てないんだよ。

この世に起きたことは、なんでも自分にとって得になるように考えるの。

自分にとって損なことって絶対、考えちゃダメなの。

自分にとって損なことを考えて得することってないの。


私は中卒だけど、中学卒業して早く社会に出て得だって、自分で言ってるから得なの。

これがもし私が大学を卒業してたら、「やっぱり学歴も大事なんだよ」って言うの。

だって、自分にとって不利なことを言ってもしょうがないから。

会社に行って自分が天国言葉(ついてる、うれしい、楽しい、感謝してます、ありがとう、ゆるします)をしゃべってると、

「そうじゃない!」って言う人が出てきたりするんです。


そんなとき、「あの人が私の言うことを否定するからイヤになっちゃう」じゃないの。

サッカーでもなんでも、邪魔が入るから面白いの。

キーパーも誰もいなくて、「どうぞ、好きなだけ入れてください」とかって言われたら面白くないよね。

自分がいくら正しいことをしていても、それに反対するような人は必ず出てきます。

それは、その人たちがあなたの人生の盛り上げ役だからなんだよね。

だから反対したりするような人に、「今日も私の人生を盛り上げてくれているな」って思えばいいんです。


なんでも自分の得になるように考えられるのが、得な人生なんだよ。

だから会社に行ったらそういうふうに考えるの。

それで楽しく自分の仕事を終わらせたら、次にまだ終わってない人の仕事を手伝うの。

楽しく生きるとは、楽しいことを考えることなんです。

人に楽しくしてもらおうと思っちゃダメだよ。

楽しいっていうのは、なんにもなくても楽しいの。

なんにもなくても「楽しいなぁ」って言えば楽しくなるの

それが言霊の現象なんです。


斎藤一人さんの『変な人の書いた世の中のしくみ』(サンマーク出版)より抜粋



ポーカー、サッカー、わかりやすいですね。

「人生は、与えられた環境でしあわせになるゲームのようなもの」

文句を言わず、それを面白がって楽しむといことなんですね。

 

 

本日の一話〈5月31日〉

子供は「わからない」「難しい」という言葉をよく使います。

今の世の中、「分からない」「難しい」と言えば、誰もが丁寧に教えてくれます。

便利な言葉です。

しかし、教える側が与えすぎると、子供は自分で考える能力をなくします。


そのうち子供たちは、本当は違う言葉で表現すべきときにも「分からない」という言葉を使うようになります。

本来ならば「面倒くさい」と言うべきときに「分からない」を使うようになっているのです。

他にも、「やる気がしなかった」の代わりに「分からない」。

「途中であきらめました」の代わりに、「分かりませんでした」を使うのです。

そういった言動の習慣が身についたまま、大人になります。

すると、不況で世の中が変わりそうだ、自分の勤めている会社がなくなりそうだ、となったときに、

「新しい社会、職場、仕事、生活に慣れるのが面倒くさい」「挑戦するのが怖い」という言葉の代わりに

「どうなるか分からない」と言ってしまうのです。


世の中が変わりそうなときほど、自分の感情をしっかり見つめ直す必要があります。

変わるのが面倒なだけで、新しい時代の到来を恐れて動けなくなるなんてもったいないことです。

慣れ親しんだ習慣を捨てて、新しい習慣を身につける覚悟がある人にとっては、

ひとつの時代の終焉は恐れることではなくむしろたくさんのチャンスにあふれた、歓迎すべきことなのですから。


喜多川泰氏の『プロは逆境でこそ笑う』(総合法令出版)より抜粋




変化を嫌う人、変化を好む人がいます。

どちらが正しく、正解ではなく。

両方のバランスが大切なのだと思います。

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