「多動力」というものがあるらしい。
一般的には「多動」とは、
「じっとしていられない」とか、
「集中力がない」とか、
「考えずに行動してしまう」というような症状がみられる場合の発達障害のこと。
しかし、ここでの「多動力」とは、
同時進行でいくつものことをこなす能力のこと。
「多動力」がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、
もって落ち着きがない。
モノは忘れるし、物をなくしたりもする。
やるべきことをしていないのに、やりたいことばかりしてしまう。
あの電気自動車メーカー
テスラ・モーターズ社長のイーロン・マスクは服を着られないらしい。
服を着ている間に、
次にやりたいことを思いついてしまうから、ボタンを留めることができないという。
この「多動力」と言っても。
かつては、マイナスでしかなかったし、
「多動力」を仕事に生かせる場面は少なかった。
しかし、これからの時代は「多動力」がもっとも必要な能力になる可能性が高いという。
全産業が、インターネットでつながり、
無縁そうに見えた産業にもインターネットが行きわたり始めている。
テレビなどの家電はもちろん、自動車も、家も、
ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながる。
あらゆる産業のタテの壁がなくなっていくことにより、
求められるのは、各業界の壁を軽々越えていく力らしい。
その能力こそ、
次から次に自分が好きなことを次々にしまくる「多動力」になるということ。
「IOT」など、どんどん世の中は変化していきます。
それに、ついていけなくなったらアウト!