ALPHAN有限会社

2017年7月アーカイブ

どこに焦点を(2017/7/27)

米国の教育学者ピーター・クライン氏が提唱した、
Good & New、グッド・アンド・ニューという組織活性化の手法があるそうです。 
 
どういう方法かというと、
直近24時間以内の「良かったこと」もしくは「新しいこと」を皆の前で発表する。 
 
校内暴力が多発して
無法地帯となっていたアメリカの学校でこの「Good & New」を使い、
短期間で安全な環境に変わったことで有名になったというのです。
 
それだけ効果があるということなんですね。
 
毎日、グッド・アンド・ニューを発表すると、
参加者は発表のためのネタ探しを意識するようになる。
 
すると、「良かったこと」や「新しいこと」に自然と意識を向ける生活が始まる。
 
楽しいことを毎日の中で見つけることができれば、毎日が幸せで楽しくなる。
 
嫌なことや苦しいこと、つまらないことを日常の中で見つけていると、
毎日、不平不満やグチ、文句を言って暮らすようになる。
 
人に会った時、必ず最初に
「今日、何かいいことあったかい?」
と言葉を掛けるようにするだけでも、変化が起こってくるかもしれませんね。
 

ハンデ、負荷(2017/7/26)

現在は「体操ニッポン」
以前は「卓球ニッポン」と呼ばれた時代がありました。
今でこそ中国にお株を取られてしまったけれど。
 
「卓球ニッポン」が世界にとどろいた立役者に、萩村伊智朗という選手がいたという。
 
萩村選手は、
昭和29年、ロンドンの世界選手権で優勝すると、
8回連続して世界選手権に出場、金メダル計12個を獲得。
世界を仰天させたという。
 
なぜ萩村選手は、それほど強かったのか?
 
萩村選手は、試合のせりあいに強くなるため、
練習では心の中で自分にハンデを課していた。
 
練習のとき、萩村選手は、0-5からスタートとして数えたというのです。
 
自分が負けている状態をイメージし、
そういうハンデがあるという設定で練習していたおかげで、
せりあいに強くなった。
 
格闘技の選手は、手足に重りなどをつけてトレーニングをする。
マラソン選手は、わざわざ空気の薄い高地に出向いてトレーニングをする。
 
自分に負荷をかけることにより、トレーニング効果が高くなるわけですね。
自分を追い詰め、苛酷な環境に置かないと、人は強くなれないのである。
自分にハンデを課す、負荷を与えるということは、ある意味いいこと。
 
個人だけでなく会社においても同じことが言えるのでしょう。
 
より厳しい会計処理を採用したり、より苛酷な条件を自らに課すことも必要なのでしょう。
 
負荷をかけるということは、自分で自分を痛めつけること。
 
自分で自分を痛めつけなくても、世間から痛めつけられてしまう。
 
強い体質の会社になるため、
会社として生き残っていくには、自ら負荷をかけることも必要なのでしょうね。
 

言葉の魂(2017/7/25)

言葉には魂が宿っていると言います。
 
そう“言霊”というもの。
 
あなたは、“言霊”を信じますか?
 
使う言葉によって、良い方にも悪い方にも進んでしまうと言われています。
 
こんな話があります。
 
悪口やマイナスの言葉を言っている時の空気を一升瓶に詰め
ハエなどの虫を入れると、普通の息を入れた時より
はるかに速く虫が死んでしまうというのです。
 
言霊の存在を、信じてしまうような話です。
 
それほどまでマイナスの言葉には
悪い現象を引き起こす力があるのでしょう。
 
私たちの体は
プラスの言葉とマイナスの言葉を発した時とでは
力の入り方が違います。
 
「今日は元気!」と言うと
「あ~今日は疲れた」と言った時より体に力が入る。
 
それはなぜか?
人がプラスのことを思うとα波が多く出て
筋肉が柔軟になり潜在能力が発揮しやすくなるから。
 
反対にマイナスのことを思うとβ波が多く出て
筋肉が緊張し、潜在能力が出にくくなるらしい。
 
仕事でもプライベートでも、プラスの言葉を使う習慣をつけることが
良い人生を送る秘訣なのでしょう。
 

目に見えないけど波動が(2017/7/24)

夫婦だけでやっているラーメン店に入ったとき、
その主人が奥さんに対して文句を言って、
ブスーッとしている場面に遭遇したことがあります。
 
待っている間も食事をしている間も、なんだか嫌な気分になり、
それだけで食事も美味しくなくなってしまった。
 
反対に、同じように夫婦だけでやっているお店でも、
ご主人が、奥さんに対して
「これをお願いします」「はいかしこまりました」「ありがとうございます」と、
とても丁寧な、気持ち良いやりとりをしているお店に入ったこともあります。
 
夫婦とは言え「親しき中にも礼儀あり」
お互いに敬意をもった丁寧なやりとりができるのは、
そこに「感謝の気持ち」があるからかもしれません。
 
「感謝の気持ち」が充満している店には、
きっとスタッフの間だけでなく、料理にも、お皿にも、調理道具にも、カウンターにも、
「ありがとう」という感謝の波動が宿っているはずです。
 
そして、お客様はその波動を一瞬にして感じ取ってしまうでしょう。
それは、いい波動に限らず、悪い波動も。
 
店員さんたちが笑顔で「ありがとう」を言い合っている店の方が
お客さんが気持ち良いことは、間違いない。
 
ということは、商品もよく売れるでしょう。
 
その商品を買った人にも、喜びが伝わっていくでしょう。
 
きっと「ありがとう」には目に見えない感染力がある。
 
良い波動を送り出す。
 

たった2%(2017/7/21)

「私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ」
電気をはじめ、いろいろな画期的な発明をしたトーマス・エジソンの言葉。
 
エジソンは、
「こいうものがあったらな」「こういうことができたらな」と思い行動し続けた。
 
「もうダメだ」と思ったらそこで全ては終わっていたでしょう。
 
「できない」と思ったそのときが次の「スタートのとき」。
 
そこからもう一回試してみた。
 
頭を柔らかくして、
何か方法はあるに違いない、ともう一度チャレンジする。
 
私達には無限の可能性があるらしい。
 
確かに、遺伝子にかかれている情報には限りがあり、
そこに書かれている以上のことはできないというのも事実。
 
人間の全DNAで常にたんぱく質をつくるために働いているのは、
実は2パーセント、多くても10パーセントにすぎないそうです。
 
細胞の中の全DNAは、30億もの膨大な遺伝情報を持っていると言います。
そして、そのほとんどは実はオンになっていない、働いていないそうです。
 
未知なる可能性を秘めているということ。
 
遺伝子は全体の2パーセント程度しか働いていないのだから、
私たちが「こうだったらいいな」と思うことは、
ほぼ可能性の範囲にあることになるらしい。
 
逆に言えば、思わなければ可能性は広がらないということ。
 
自分の可能性を信じたいですね。
 

争わない選択(2017/7/20)

ほとんどの日本人が使ったことがあるだろうコクヨの「Campus(キャンパス)ノート」
 
そのキャンパスノートのコピー商品と思われる
「Gambol(ギャンボル)ノート」という商品が中国で以前現れたそうです。
 
当然、メーカーのコクヨは黙って見過ごせません。
コクヨは中国でコピーと思われるノートが登場したこのピンチを、乗り切ったそうです。
 
このピンチをメーカーのコクヨはどんな手で乗り切ったか?
 
(1)法的手段に訴える
 
(2)直接抗議する
 
(3)値段で対抗する
 
普通に思いつくことはこんなところでしょうけど。
コクヨがとった作戦は、このどれでもなかったそうです。
 
ヒット商品をまねされたコクヨがとった行動とは
 
それは、「Gambolを買収する」という意外な行動でした。
 
 Gambolノートを生産販売する「何如文化用品」という会社から、
コクヨは2012年、その生産設備と販売網を買収したのです。
 
正面切って戦うのではなく、
また裁判などの法的手段に訴えるのでもなく、
なんとライバルと手を結ぶかたちで
「まさか」のピンチを終結させてしまったというのです。 
 
中国進出という目的のために「Gambolと争わない」という道を選んだ。
 
このことによって、コクヨは一気に中国進出への足がかりをつくってしまったわけです。
 
お見事ですね。
 

シェアーの時代(2017/7/14)

ここ2、3年、「シェアリングエコノミー」という言葉をよく耳にします。
 
どういうことか?
部屋やオフィス、駐車場、洋服など、様々なモノやコトを分け合うこと。
 
中でも、近年急速に増えているのが自動車移動のシェア。
いわゆる「ライドシェア」だそうです。
 
たとえば、
京都の京丹後市丹後町。
人口約7000人の町。
急速に過疎化が進み、鉄道やバスなどの公共交通が減少してしまった。
 
お年寄りにとって病院に通うことは、一苦労。
 
それを何とか助けようと始まったのが
住民が自家用車を使って運ぶ、日本初の「住民タクシー」という取り組み。
 
ライドシェアをネットで展開するサービスも増加中。
 
その1つが「notteco(ノッテコ)」
これはドライバーと同乗者をマッチングする長距離相乗りサービス。
利用方法はこんなに簡単。
ドライバーが相乗り希望の日時、区間を提示、
相乗りしたい人は、それに申し込むだけ。
連絡はサイト内でやりとりができるようになっており、
お互いの条件を交渉して相乗り成立となる。
 
逆に、同乗したい人がドライバーへ呼びかけることもできる。
 
なんと現在、登録ユーザー数は3万6000人以上。
年間約6000件の相乗りをマッチングさせているという。
 
たしかにメリットの多いサービスかもしれませんが、
ちょっと不安もありますよね!?
「見知らぬ者同士が相乗りして、大丈夫なの?」
 
セキュリティ面では、
全ユーザーには本人確認書類を提出してもらい、
電話番号、メールアドレスで確実に連絡が取れるか確認しているそうが。
 
民泊、エアービーアンドビーなど、これからますます「シェアリングエコノミー」の波は続きそうですね。
 

進化、進化(2017/7/13)

先日、近くのヤマダ電機に行くとリフォームコーナーが大改装中でした。
 
数年前に不採算店を大量閉店して業績復活したヤマダ電機が、またまた動きだしました。
 
ご存知の家電量販店最大手のヤマダ電機。
インテリア雑貨からリフォームまで、
住宅関連を一体で提案する「ヤマダインテリアリフォーム」新業態店の展開を始めました。
 
本社を置く群馬県の中で、
前橋市日吉町の既存店を改装し第1号店を30日に開業しました。
 
1階は駐車場で、
2階はカーテンやカーペット、寝具、キッチン用品など、
住まいに関わる幅広い雑貨を低価格で販売。
3階ではリフォームを、家電や家具と一体で提案。
寝室や2世帯住宅、
リビングといったテーマごとに、ベッド、テレビなどをセットで販売する。
インテリアコーディネーターが常駐。
 
さらには、住宅子会社のヤマダ・ウッドハウスと、不動産業のテナントも入る。
新築、賃貸までを含め、住まいの相談に総合的に応じるという。
 
30~40代の女性をメインターゲットに、
子どもが遊べるキッズコーナーや、ポイントが使えるカフェも併設。
今回をモデルケースに、郊外の大規模店を改装していく計画という。
 
主力の家電販売に加え、
ここ近年、住宅やインテリアリフォーム事業に力を入れてきてはいましたが
4月には金融子会社のヤマダファイナンスサービスが
住宅・リフォームローン販売などを始めているそうです。
 
現状維持は「衰退」。
さすが、ヤマダ電機ですね。「進化」していますね。
 

いい情報を得たら(2017/7/12)

もし、すごくいい情報を人から教えてもらったら、
あなたなら、どうしますか?
 
大きく分けて2つあるかもしれません。
 
「わぁ、こんないい情報、絶対ほかの人に教えたくない」
 
「わぁ、こんないい情報、早くほかの人にも教えてあげないと」
 
「独り占めしたい!」という気持ちも
「みんなでシェアしたい!」という気持ちも、
どちらの感情も持っているのが私たち人間ですね。
 
しかし素敵な情報は、シェアするたびに幸せを増幅してくれるそうです。
「素敵」をみんなで分けると増大する。
 
目の前の情報を、
「自分にとってメリットがあるかどうか」を基準で見るのではなく、
「誰かにとってメリットがあるかどうか」を基準にすれば、
誰かに当てはまり、無駄な情報がほとんどなくなるかもしれません。
 
齊藤一人さんによると。
「知っていることを周りの人に教えなさい。 
それがこれからの時代、成功を呼び寄せます。
 教えないとどうなるか。 
自分の知っていることを 、
自分だけの秘密にして 抱え込んでいるような けち臭いことをしていると、
豊かになるどころか、 必ず失敗します」
 
ケチくさい人は、出し惜しみすることが多い。
自分の利益を先に考えるのが習慣となっているから。
 
ケチくさい人からは、人が離れていく。
ケチくさいことをしている人は、ケチくさいことを引き寄せる。
 
運のいい人は、「気前がいい」し「おおらか」だそうです。
独り占めせず、まわりを喜ばせることをするように心がけたいものです。
 

オバマがカッコイイ(2017/7/11)

オバマ前アメリカ大統領の話。
 
去年のこと、演説中にオバマ前大統領に抗議する人への対応がカッコイイ。
 
演説中、
トランプ支持者の一人の男性がプラカードを掲げて立ち上がり、オバマ氏に抗議した。
 
会場にいたオバマ支持者ら、クリントン支持者らが、この男に猛烈なブーイング。
ブーイング鳴り止まず。会場騒然。
 
ところがオバマ氏は聴衆を1分以上かけて懸命に静めたという。
 
「やめろ。やめろ。話を聞け。みんな静かに!」
 
ようやく静かになった聴衆に
「この男性は自分の支持する人をアピールしているだけ。
なーんにもしちゃいない。心配するな。
一つ、この国には言論の自由がある。
二つ、彼は、この国のために軍務についた人のようでもある。そこには敬意を。
三つ、ご老人である。それにも敬意が必要。
四つ、ブーイングはやめよう。投票だ!」
 
先の都議会議員選挙のおり秋葉原で街頭演説をした安倍首相。
安倍首相に抗議する人たちに「こんな人たちに負けるわけにいかない」発言。
 
政治家としての器の違い。
そして日本とアメリカの民主主義の違いを感じます。
 
この一件を東京新聞の女性記者が菅官房長官に質問して話題になりましたね。
 
「『「こんな人たちに負けるわけにいかない』。
有権者をある意味、軽視しているかのような発言とも思えるんですけど、
このような発言自体に問題があるとはお思いになりませんか?」
菅官房長官の答え「全くあると思いません。」
さらに記者が「その理由をお聞かせください」
それに対し菅官房長官「ないからです。発言は自由です。」
「発言は自由です。」
だったら、、、、

虫の声が聞こえない(2017/7/10)

誰でも一度は耳を傾けたことがある、虫の声ですが…、
この虫の鳴き声を「声」として認識できるのは、
世界中で日本人とポリネシア人だけということ知ってました!?
 
日本人の脳が他の民族の脳と違う。
 
人間の脳は右脳と左脳とに分かれ、それぞれ得意分野がある。
右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理する。
左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的知的な処理を受け持つ。
ここまでは日本人も西洋人も一緒。
 
虫の音をどちらの脳で聴くかというところで違いがでる。
 
西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対し、
日本人は言語脳で受けとめるというのです。
 
日本人は虫の音を「虫の声」として聞いているということになる。
 
このような特徴は、世界でも日本人とポリネシア人だけ。
 
興味深いことに、
日本人でも外国語を母国語として育てられると西洋型となり、
外国人でも日本語を母国語として育つと日本人型になってしまうというのです。
 
人間の左耳から入った音の情報は反対の右脳に行き、
右耳から入ると反対の左脳に行く、という交叉状態になっているという。
 
左右の耳に同時に違ったメロディーを流して、
どちらのメロディーを聴きとれたかを調べると、
常に左耳から聴いた方がよく認識されている事が判明。
つまり音楽は、左耳、すなわち、右脳の方が得意だと分かる。
 
同様に、
違う言葉を左右から同時に聴かせると、右耳、すなわち左脳の方がよく認識できる。
 
こういう実験で、いろいろな音で、左脳と右脳の違いを調べると、
音楽、機械音、雑音は右脳、言語音は左脳というのは、日本人も西洋人も共通。
 
違いが出るのは、
母音、泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、
邦楽器音などは、
日本人は言語と同様の左脳で聴き、
西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いているのだそうだ。
 
こうした「生けるもの」の「声」に耳を傾けるという姿勢
「虫の音(声)に耳を傾ける文化」というものも大切にしていきたいものです。
 

先に言うのは(2017/7/7)

ある高校での話。
 
その高校は、とてもスポーツに力を入れている学校。
 
選手達のほとんどが寮生活で、全国各地から集まってくるほど。
 
思春期の高校生達が一日中顔を合わせる寮生活のため、
どうしても人間関係がギクシャクする部分が出てきた。
 
そして、ついにチーム内にふたつの派閥が生まれ、激しく対立するように。
 
県大会の予選も近いある晩、
寮に2台しかない公衆電話の使い方が長いといったことが原因で、
ふたつの派閥の間で、ものを投げ合う大ゲンカが始まってしまった。
 
その場に、寮のおばちゃんが登場した。
 
にらみ合うふたつのグループの間に立って、おばちゃんは言った。
 
「あんたたち、ケンカするよりも仲よくするほうが、毎日がずっと楽しいって、
それぐらいわかるだろう?」
 
「うるさい!こんなやつらと仲よくするなんて無理だね!」と、興奮した誰かが叫んだ。
 
すると、おばちゃんは、その声がしたほうをにらみつけ、野太い声で一喝した。
 
「人と仲よくするなんてね、とっても簡単なことだよ。
『ありがとう』と『ごめんなさい』は、相手よりも先に言え!
たったこれだけで、人生うまくやっていけるんだよ!」
 
そこに響き渡ったおばちゃんの一喝で、みんなが我に返った。
次の日から寮の雰囲気が変わり、
 
その後、県大会に優勝。
全国大会へも進出することに。
 
なにかあったとき、先に謝るのは難しいものです。
特に、自分の方が年上、上司だったり、同年齢だったりするとなおさらです。
 
『ありがとう』と『ごめんなさい』を先に言えるようにありたいものです。
 

そこまでやるか!?(2017/7/6)

あの有名なホテル。
「ザ・リッツ・カールトン」
リッツ・カールトンの逸話のひとつ。
 
ザ・リッツ・カールトン大阪での逸話。
ある東京の大学教授が講演旅行で大阪に来られホテルに宿泊した。
 
チェックアウトを済ませ、新幹線に乗りこんだ。
乗ってから、その教授は気が付いた。
 
ホテルに眼鏡とその日の午後に東京の講演会で使う資料を忘れてしまったことを。
教授は慌てて新幹線の中からザ・リッツ・カールトン大阪に電話をした。
 
電話を受けたスタッフは何と答えたか。事もなげに、こう言ったそうだ。
 
「はい、かしこまりました。それでは今すぐに新幹線で追いかけさせていただきます。
東京駅でお渡しすることはできますでしょうか」
 
きっと、教授はその言葉に驚くとともに、ほっと胸をなで下ろしたことでしょう。
 
眼鏡と資料は大阪から飛んできたスタッフによって、
東京駅で教授の手に無事渡ったのだったという。
 
新幹線で東京と大阪を往復して3万円。
この3万円を無駄なコストと考えるか!?
それとも効果的な投資と考えるか?!
 
その教授は、リッツ・カールトンのファン、ヘビーユーザーになってしまった。
 
その後の東京での講演会で、
その教授はリッツ・カールトンのことをさんざん褒めたそうです。
 
3万円で、どれだけの新規顧客を獲得したでしょうか。
 
3万円は、小さな大きな効果を生む投資になったわけです。
 
クオリティとコスト、品質と費用
そして収益に対するリッツ・カールトンの考え方が良くわかる逸話ですね。
 

回復力(2017/7/5)

「レジリエンス」とは、精神的な回復力を指すそうです。
 
この人生、行く手を遮るもの、邪魔をする人は付き物。
思い通りにならないことが、たくさんあります。
 
そんな時に、自分の人生を守るために、身に付ける防衛力。
 
困難に直面したことがない人に、レジリエンスはない。
 
私たちが持って生まれるものではない。
 
では、「レジリエンス」どうやって培われるのか?
 
「目撃した」経験がある
強烈なもの、驚くようなもの、残酷なものなどいろいろな物を目にしたことがある。
 
「なすべきこと」がある
目標、課題、計画、そして、具体的な方法が分からなくても、
実現しなければならないと分かっていることがある
 
「断られた」経験がある
行く手を遮られ、無視され、拒否され、否定されたことがある。
それでも、諦めずに挑み続ける。
 
「自分には無理」だと思わない。
実現するまでには、何年もかかるかもしれないけれど、あきらめない。
 
諦めれば、それは精神的な敗北。
 
人生、とにかく前に進むことですね。
 
海の真珠が生み出されるのは、
貝殻の中に異物が混入したときに貝が受ける刺激だそうです。
 
自分の中に真珠をつくれるか?!
 

レモネード...(2017/7/4)

『レモネードスタンド』って知ってました?
私は、知りませんでした。
 
今は、日本でもありますが、発祥はアメリカ。
 
誕生エピソード。
アメリカにアレックスという名前の少女がいた。
彼女は1歳になったばかりの頃、小児ガンになってしまった。
その後、何度も手術や抗ガン剤の治療を受けて、
彼女は必死に病気と闘ってきた。
 
彼女が4歳になったとき、
入退院を繰り返していた病院で同じ小児ガンと闘う女の子と友達になった。
 
一時退院が許されたとき、その友達に、
「今、世界中でガンの研究をしているから、きっといい薬ができるよ。
2人でガンをやっつけようね。
元気になって、2人で外で遊ぼうね」
と約束して別れた。
 
しかし、その約束は果たせなかった。
検査のために病院を訪ねたとき、アレックスは友達が亡くなったことを知ったのです。
 
彼女は大きなショックを受けた。
数日後、子どもが家の前でレモネードを売っている様子をテレビで見ると、
アレックスは、お母さんにこう話しました。
 
「ママ、私もレモネードを売りたい。そして、お金を病院にあげるの。
ガンのお薬ができるように、みんなを助けてあげるの。約束したから…」
亡くなった友達との約束を果たそうとしたのです。
 
それから、彼女はレモネードを売り続けたという。
 
その活動は、全米に広がっていった。
やがて、アメリカ各地にアレックス・レモネードスタンドが。
 
現在では、アメリカのみならず日本でも行われるように
 
4年後、彼女が8歳になった誕生日から半年後、
彼女は家族に見守られる中、静かに天国に旅立ったそうです。
 
「人生がすっぱいレモンをくれるのなら、それで甘いレモネードを作ればいいのよ」
アレックスはいつも話していたそうです。
 
8歳の女の子の言葉とは思えません。
 
今自分が、どんなに恵まれているのかをすぐに忘れてしまう。
ついつい不平不満や文句をいったり、グチを言ったりしてしまう。
 
自由に外にもでかけられる、自由に友だちと会うこともできるのに…
 

山が動いた日(2017/7/3)

昨日、注目のニュースは2つかな?!
 
ひとつは、あの藤井聡太四段の連勝がストップしたこと。
正直、私は残念でした。
もっともっといって欲しいと思っていました。
 
竜王戦決勝トーナメント2回戦 
連勝記録を止めたストッパー佐々木勇気五段。
 
この佐々木さんは、埼玉県三郷市で育ったそうですね。
5歳で将棋を始め、小4の2004年に小学生将棋名人戦で優勝。
小4での優勝は10年ぶりの年少記録で「神童」として注目されていたそうです。
 
羽生善治3冠や渡辺明竜王に勝った経験もある実力者。
打倒・藤井に執念を燃やしていた佐々木さん。
 
陰では着々と努力、準備をしていたようです。
3月の非公式戦で藤井さんを破った永瀬拓矢六段と手合わせをし、
対策は相当していたようです。
 
何事も努力、準備ですね。
 
そして、もうひとつのニュース。
自民党の歴史的な惨敗となった東京都議選。
 
苦戦は、予想していましたが、「予想以上に悪い結果だな」という印象です。
 
この結果は、安倍首相の政権運営に深刻な影響を与えるのは間違いない。
 
学校法人「加計学園」を巡る問題や稲田朋美防衛相の失言などなど。
いろいろあり過ぎますね。
 
安倍首相は、まあよくやっていると思っています。
学校法人「加計学園」は、自分自身の問題ですが、
奥さん始め、大臣など取り巻きの不祥事が多くて可哀そうな気もしますが
 
とは言え、あの奥さんを選んだのは安倍首相自身、
大臣を任命したのも安倍首相自身ですから、
 
さて、今後の政権はどうなっていくのか
安倍首相の運が、国運にもつながるので心配です。
 

はかどるには(2017/6/29)

人間にとって最も仕事に集中し、はかどる時というのは、
どんな時でしょうか?
 
それは仕事の「やり始め」「締め切り間際」のようです。
 
作業のやり始めは、作業そのものが新鮮で
やる気もあるので仕事がはかどるわけです。
 
でも徐々に作業の新鮮味も薄れ、集中力も薄れてきて
同じ姿勢でいることへの疲れも出てくるかもしれません。
スピードも遅くなってきたり。
 
それでも、昼食タイムが近づいたり、1日の終わりが近づいたりと
ある期限が迫ってくると、またやる気が出てきたりしませんか!?
 
締め切り間際にならないと
作業をスタートできないとかありませんか?
 
期日が迫ってくると、人は好き嫌いに関わらず
作業を始めます。
 
何事も「やり始め」と「締め切り間際」は
物事がはかどる。
 
ということは、
仕事は細分化して
締め切りを何度も作ると良いのですね。
 
大きな仕事は細かく区切り
予め期限をたくさん作っておくと良いわけです。
 
「午前中はここまでやろう」
「今日はここまでやろう」
「今週はここまでやろう」
と、
確かに、一つの締め切りをクリアすると達成感が生まれ
また次の締め切りをクリアしようとやる気が出ます。
 
つまり、脳を喜ばせてやる気を持続させながら
効率良く仕事を進める。
 
そんな工夫をしてみてもいいと思います。
 

マンネリは(2017/6/28)

こんな実験結果。
 
サルに合図を出してエサを与えるということを繰り返す。
すると「合図があればエサをもらえる」とエサが当然となり
快楽を生み出す「ドーパミンニューロン」が
合図音に反応しなくなるそうです。
 
そこで次に
合図音が鳴ってもエサを与えない、もらえない状況を作り出すと
このドーパミンニューロンは働き出し、
もらえるのか、もらえないのか分からない、
確率が半々の50%の時に最大の働きを見せるそうです。
 
合図音が鳴る→エサがもらえる
というマンネリ化した状況では
サルの快楽ニューロンも反応しないということ。
 
 
この「ドーパミンニューロン」は
人間の脳においても、
集中力ややる気を維持するのに重要な働きをしているそうです。
 
ということは、
 
日々の生活、風景、仕事、など
マンネリ化してしまったり、
当たり前になってしまっていることがあれば
それは脳にとって良くない環境になってしまっているということ。
 
不確実な要素がある方が、脳というのは活性化しているのですね。
 
食べたことのない料理を、注文して食べてみる。
行ったことのない場所へ行ってみる。
体験したことのないことにチャレンジしてみる。
 
そんなことも、大切なんですね。
 

両極端な2人(2017/6/27)

先週から大きな話題になっている女性が2人。
 
一人が強烈なパワハラが話題になり自民党を離党した豊田真由子衆院議員さん。
 
もう一人は、残念ながら34歳という若さで天国へ旅立ってしまった、
フリーアナウンサーで市川海老蔵さんの奥様、小林麻央さん。
 
フリーキャスターの小林麻央さんが亡くなったことについて、
イギリスの公共放送BBCもニュースで報道していました。
 
昨年11月に、BBCは人々に感動を与える世界各地の女性にスポットを当てる
「100人の女性たち」という企画で小林さんを選出していたからでしょう。
 
豊田真由子さんの経歴をみると
東京大学、ハーバード、からエリートキャリア官僚
絵に書いたような素晴らしい経歴です。
 
2人の詳しい説明は、必要ないと思います。
どちらの女性も多くのマスコミで取り上げられて、
今では知らない人はまずいないでしょうから。
 
この両極端な、二人の女性の生きざまは、いろんな人に気づきをくれているのでしょう。
 
偶然にもこの二人の話題が同時期に。
 
いかに人として、魅力を持てるのか。
 
小林麻央さんが、持って生まれた気質、容姿も大きく影響はあるとは思いますが
 
本当の意味での「自分磨き」が大切ですね。
 
失言、失態を繰り返している無様な政治家を見ても強く思います。
 
私も小林麻央さんは、大好きでした。
ご冥福をお祈りいたします。
 

快眠(2017/6/26)

毎朝、起きた時に体調、気分もいい時とはどんな睡眠ですか。
私は7時間から8時間ぐらいよく眠れた時がベストです。
 
朝は自然に目覚めますか?
それとも目覚まし時計の音で目が覚めますか?
 
窓から差し込む太陽の光で自然に目覚めるのがベスト、私は好きです。
そうは言っても、忙しい日々が続いてあまり睡眠時間を取れない時、疲れている時は、
目覚まし時計をあてにしてしまいます。
 
この目覚まし時計の起きる時間を設定する時にはポイントがあるそうです。
 
それは、目覚まし時計は90分単位で合わせると良い
 
ただ起きたい時間に設定するのではなく、
目覚まし時計を90分単位で合わせてみるというのです。
1時間半後、3時間後、これでは睡眠時間としては短すぎでしょうけど。
4時間半後、6時間後、7時間半後に合わせるということ。
 
理由は、
人間がノンレム睡眠とレム睡眠を90分周期で繰り返しているからだそうです。
 
ノンレム睡眠とは、ぐっすり眠っている状態のことで
筋肉が弛緩し、呼吸や心拍数が遅く、血圧も下がっている。
 
レム睡眠とは、脳が覚醒に近い状態で興奮しており
呼吸や血圧、心拍数が増えている眠りのことです。
 
このレム睡眠とノンレム睡眠が、約90分毎に繰り返されるため目覚ましは、
「90分×○セット」といった具合に計算して合わせた方が、目覚めが良い。
 
ただ多少個人差はあるというのです。
90分単位で区切ったが目覚めがスッキリしないという場合には
90分にとらわれず、一度自分のベストなタイミング、時間を見つけてみるのも
良いかもしれませんね。
 
体調、気分すっきりの方が、仕事もプライベートも良いですからね。
 

自尊心を満たす(2017/6/23)

アメリカの心理学博士が提唱した
「自尊心の3大欲求」
 
それは「自己重要感」「自己有能感」「自己好感」という3つの欲求。
 
それぞれはどういうことか?
 
まず、「自己重要感」。
これは「自分を大事な存在として認めてほしい」という欲求
「ありがとう」と言われたときに満たされる。
 
次に、「自己有能感」。
「的確な意思決定と行動ができるようになりたい」という欲求。
「すごいね」「成長したね」と言われたときに満たされる。
 
最後に、「自己好感」。
こちらは「人に好かれたい」という欲求。
「好きだよ」などと言われたときに満たされる。
 
この3大欲求は、「ほめ言葉」によって、満たされるわけです。
それは、その人を肯定する言葉だから。
 
先日のメールで紹介した障害者雇用率70%に達する日本理化学工業株式会社。
その会長の大山泰弘氏によると
 
【人間の究極の幸せは4つ】
 
1つ目は愛されること
 
2つ目が褒められること
 
3つ目が人の役に立つこと
 
4つ目が人に必要とされること
 
この4つは、「自己重要感」「自己有能感」「自己好感」という人間の3つの欲求と同じ。
褒めてあげる時に大切なのは、
「結果」をほめるのではなく、
「行動や努力」、そして「人間性」をほめることだという。
 
例えば、子どもがテストで100点を取ってきたとき…
「100点を取って、えらいね」
ではなく、
 
「あのとき、テレビを見たいのをガマンしていたよね」
「いつもより早起きしてお勉強していたよね」
 
子供、家族へ「ほめ言葉」を。
 
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