ALPHAN有限会社

2014年10月アーカイブ

本日の一話<10月28日>

成功哲学で有名なジョセフ・マーフィー博士の

「思ったことはすべて実現する。良いことを思えば、良いことが起こり、悪いことを思えば、悪いことが起こる」

という言葉をご存知でしょうか。


マーフィー博士が言われたように、潜在意識(脳)は、善悪や、プラスとマイナスといった相対的な概念が理解できません。

その結果、良いことも悪いことも含め思ったこと全てを、実現しようとするのです。

また人は、プラスのエネルギーとマイナスのエネルギーを持っています。

そのエネルギーは、自ら発する言葉や持っている思考がプラスであるかマイナスであるかに大いに影響を受けるのです。

人はプラスのことを思うとα波が多く出て筋肉が柔軟になり、潜在能力が発揮しやすくなりマイナスのことを思うとβ波がたくさん出て筋肉が緊張し、潜在能力が出にくくなるそんな特徴を持っているのです。

人の潜在意識や発するエネルギーは、自分の言葉や思考がプラスであるかマイナスであるかによって大きく変わるのですね。

そこで、、、

常にプラスの思考を持ち、プラスの言葉を発する習慣をつけることをお勧めします!

例えば、次のような言葉を使うとあなたのエネルギーが一気にプラスになり目の前で起きている事柄へのとらえ方が大きく変わってきますよ。

次の言葉を発しながら、ご自分のエネルギーが変わるのを感じてみてください。

・やる気が出た!

・ずば抜けている!

・最高だ!

・信じられないほど恵まれている!

・これ以上は考えられない!

・すばらしい!

・爆発的だ!

・天才だ!

・究極だ!

いかがでしたでしょうか?

例え目の間に良くない状況が展開されていてもプラスの言葉を用いることによって悪い状況を良い状況に変えることもできるのです。

言葉がもたらすエネルギーを上手く使いましょう。

また、仮にマイナスの言葉を発してしまってもその後に、プラスの言葉を発してマイナスを打ち消すと良いのですよ。

私の祖母は、私が子供の頃に「悪いことがあった時は、ツルカメ・ツルカメ(鶴亀・鶴亀)と縁起の良い言葉をいいなさい」と教えてくれました。

確かに縁起の良いこと、プラスのことが起きそうな予感がしますよね。


経営コンサルタント中井隆栄氏のメルマガより


「引き寄せの法則」というものもありますね。

陰陽五行、世の中のものは陰と陽のバランスで成り立っていると言います。そういうエネルギーはあるのでしょう。

本日の一話<10月27日>

ある年の四月、底抜けに明るい女子社員が入ってきた。

Kさん、二十歳。

総務課へ配属された。

お客様なら「いらっしゃいませ!」、他の課員なら「こんにちは!」と大声で挨拶する。

あまりの声の大きさに、一歩退いてしまうほど。

まるで、威勢のいい魚屋さんだ。

たぶん新人なので、人事課の新人研修をバカ正直に守っているのだろう、と思っていた。

その後も、その勢いは止まらなかった。

Kさんは、ビルの廊下やエレベーターの中で、すれ違う人すべてに、「こんにちは!」と連呼する。

正直、少し戸惑っていた。

同じ会社の中で、全く面識のない人にも「こんにちは」と言うことに、違和感を覚えていたのだ。

せいぜい一礼するくらいが、自然ではないかと。

ところが、夏を迎える頃、社内に異変が起きた。

他の課の女性も「こんにちは」と言うようになってきたのだ。

全く、名前も顔も知らない女性から挨拶されると、ドギマギしてしまう。

小さな声で、「こんにちは」と返事をする部課長の姿が、アチコチで見られるようになった。

それは、人から人へと伝染していった。

やがて、男性も女性も、平社員も管理職も「こんにちは」と挨拶するようになってしまった。

すると、あら不思議、いつの間にか私自身が抱いていた違和感もなくなったのだ。

腐ったみかんが一つでもあると、みかん箱の中は全部腐ってしまうという。

Kさんの場合は、その逆だ。

たった一人の元気が、全員に伝染したのである。

それも、一年かかって。

ふと思った。

ひょっとして、たった一人の力でも、世の中は変えられるんじゃないかと。

言い訳していただけじゃないかと。

会社という組織の中に、長いこと居るせいで、心がくすんでいたのかもしれない。

翌年もまた、総務課に新人が配属された。

Kさんの隣に座って、「いらっしゃいませ!」「こんにちは!」と大声が響く。

パワーは二倍になった。


志賀内泰弘氏の『元気がでてくる「いい話」』(グラフ社)より


ガンディーの「塩の行進」を思い出します。

変革はたった一人から始まるのですね。

本日の一話<10月25日>

「笑う門(かど)には福来(ふくきた)る」

というのは、科学でも立証されている事実だ。

笑うと脳に「楽しい」という信号が送られ、ポジティブな思考回路がより強化され、同時に全身にもさまざまなよい変化が生まれる。

そもそも、笑っているときは、必ず「副交感神経」が優位な状態になっている。

そのため、笑いには血糖値の上昇を抑えて動脈硬化を防いだり、血圧の上昇を防いで脳卒中や心筋梗塞を防ぐ力がある。

また、笑うとガンやウイルスと闘うインターフェロンというタンパク質が増える。

そのため、免疫力が高まり、風邪をひきにくくなるし、ガンのリスクも減る。

一番いいのは、友達とおしゃべりしたり、面白いテレビを見たりして、心から思いっきり笑うことだ。

しかも最近では、意識的に笑顔を作るだけでも、ポジティブな感情が高まることがわかってきた。

世の中には面白いことを考える人がいるもので、笑った表情を被験者に作ってもらい、その状態でマンガを読み、面白さに得点をつけてもらうという実験をした人がいる。

その結果、同じマンガを読んでも、笑った表情で読んだときのほうが高得点がついた。

つまり、笑顔は楽しいときに生まれる表情というだけでなく、楽しさを増幅させる力もあることがわかったのだ。

人間は、進化の過程で、どんな表情がどの程度の危険を知らせるものか、どの程度の安全を伝えるものかを学んできた。

その結果、笑顔は最大級の安全だということを、見る者も、脳も学んでいった。

そのため、笑顔の表情が作られると、その筋肉の動きが再び脳にフィードバックされて、「楽しい」という情動を感じる部分が刺激され、楽しいという情動が生まれる。

すると、その信号が再び筋肉に伝わって、笑顔の表情筋がさらに動かされる。

こうして、笑顔はどんどん増幅されていくというわけだ。

また、異常な恐怖を感じたとき、なぜか笑ってしまったという経験はないだろうか。

これは、笑顔には肉体的・精神的な痛みやストレスを緩和する働きがあるためだと言われている。

だから、ネガティブな気持ちのときほど、作為的に笑顔を作ってでも笑うようにしよう。

楽しいときは、大口をあけて大きな表情で笑ってしまおう。

そのほうが幸福度も高まるし、ストレス解消にも、健康にもいいのだ。


慶応大学医学部教授、坪田一男氏の『ごきげんな人は10年長生きできる』(文芸春秋)


「笑う門には福来る」いつも笑顔で過ごしたいものです。

そうもいかないのも現実。

悩ましいですね

本日の一話<10月24日>

すべてのことは、「重んずれば重くなり、軽んずれば軽くなる」。
つまり、ものごとに対して謙虚に真剣に取り組めば、必ず重々しい答えが返ってくるけれど、軽く取り扱ったものには、簡潔な答えしか返ってきません。
これは宇宙の真理です。
たとえば文楽の太夫は、義太夫節を語る前に必ず歌詞を書いた床本を恭(うやうや)しく捧げて、作者に対する敬意とともに、無事に語り終えらえるようにと祈願してから語り出します。
もちろん、それまでに何千回、何万回と稽古を積んでいる太夫さんは祈願などしなくても失敗するようなことはないでしょう。
しかし、たとえどんなに身についていようとも、安易な気持ちで始めれば、意外な落とし穴が待ち構えているものです。
観客を魅了するような芸を成し遂げるためには、十分気持ちを引き締め、謙虚に取り組まなければ成功などしません。
かの有名な『徒然草』の「高名の木登り」という話では、木登り上手な男が人を雇って高い木の梢(こずえ)を伐(き)らせたところ、仕事を終え、もうすぐ足が地につくというときにはじめて、「危ないから注意して降りろよ」と声をかけます。
人間は、危ないところでは自ずと用心をするけれど、もう大丈夫と思った途端失敗をしでかすものだから、気を許してはいけないと戒めたのです。
「軽きは軽きにかえり、重きは重きにかえる」どんなに手馴れたことでも、甘くみると失敗する。
また、「大丈夫だ」と安心したときに、思わぬ事故が起きる。

春日大社権宮司、岡本彰夫氏の『神様にほめられる生き方』(幻冬舎)より抜粋

「重んずれば重くなり、軽んずれば軽くなる」
挨拶、返事、掃除、後片付け...
小さなことこそ、おろそかにしないようにしたいですね。


本日の一話<10月23日>

恥ずかしい話をします。

私は、若い頃、クレーマーでした。

レストランで食事をして、もし冷たいスープでも出されようものなら、文句を言って温め直してもらうほどでした。

大きなパーティの幹事をしたときには、ホテル側の接客態度が悪いと指摘し、料金を負けてもらったこともあります。

(今、思い出しても赤面です)

でもその後、態度を改めました。

それは、一流と呼ばれる人たちとお付き合いするようになり、客として「もてなされる側」の心構えを目の当たりにして学んだからです。

たとえば、一流のホテルマンは、ホテルに泊まるとき、決してお客様ぶったりはしません。

もしスタッフがミスをしても、「今度から気をつけてね」と笑顔で応えます。

「きっと夜勤で疲れていたんだろう」と慮(おもんぱか)る。

そもそもの根底が、「泊まってやる」のではなく、「泊まらせて」いただくのだと思っているからです。

タクシーに乗るときにも、「乗せて」いただく。

レストランで食事をするときにも、「食べさせて」いただく。

こちらはお金を支払うお客ではありますが、「○○させていただく」という姿勢を忘れません。

それはなぜか...

相手の気持ちがわかるからです。

いつも、お客様をおもてなしするという仕事をしています。

それが、どんなに大変なことで、どれほど気くばりを必要とすることか身をもって知っているのです。

だから、どんなミスをしても赦(ゆる)してあげることができる。

仮に、どうしようもなく接遇の悪いホテルやレストランがあったとします。

そんな場合でも、彼らは「残念だなぁ。私ならこうするのに」と「気づき」と「学び」のいい機会として、サラリとやり過ごしてしまいます。

「お客様ぶらないようにする」ことは、人を思いやる心の原点です。


志賀内泰弘氏の『「また、あなたと仕事したい!」と言われる人の習慣』(青春出版)より


自分の前に現れることを、どう捉えるか、どう考えるか。



本日の一話<10月22日>

なんとなく覇気がなく、消え入りそうなほど小さな声でしゃべる人がいるとして、その人の発言がみんなに信用されることは考えにくい。

元気のない人は、人を動かすエネルギーにも欠けるのである。

強がりでもいいから、ハッタリでもいいから、とにかく自分は元気なんだぞ、こんなにバイタリティに溢れているんだぞ、まだこんなに若いんだぞ、という姿を見せないとダメである。

どうすれば、元気そうに見えるか。

それは、アゴを20度あげるようにするだけ。

たった、これだけである。

アゴを20度あげれば、だれでも、うつむいた顔ではなく、未来を見つめるような、そういうイキイキとした顔になる。

だからこそ、広告のモデルが写真に映るときには、アゴを20度あげるのだ。

カナダのモントリオールにあるマギル大学のA・マイノルトは、アゴの高さを10度きざみであげたり、下げたりした顔の表情のCGを作り、それをたくさんの人に見せて、どのように評価されるのかを調べたことがある。

すると、アゴを20度上げたときに、快活な表情だと認知されることがわかったのである。

ついでにいうと、アゴを30度も上げると、今度は尊大で威張った顔になってしまうので、アゴを上げるのがいいとはいえ、上げすぎるのもよくないので注意してほしい。

逆に、うつむいた顔をしていると、太陽や照明の光の関係によって、目のくぼみや口元などに陰ができてしまい、「なんだか暗い人」と思われてしまう。

英語では元気を出しなよ、頑張りなよ、と他人を励ますときに「Keep your chin up」という表現を使うが、文字通りに直訳すれば、「アゴを上げなよ」である。どんなに気分が滅入っていようが、アゴだけは上げておこう。

アゴを下げなければ、あなたはやる気を失っていないように見えるからである。


内藤誼人氏の『人は「暗示」で9割動く』(すばる舎)より


アゴを20度あげるというのを鏡で試してみます。

30度上げると尊大で威張った顔になってしまうのでね。

 

本日の一話<10月21日>

2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での裏話。

その感動的な場面が展開されたのは、38日に行われた、日本対台湾戦での事でした。

その日の試合は9回ツーアウトまで負けていた日本が奇跡的に同点に追いつき、延長戦に突入。

死闘の末、最後は日本チームが勝利をつかみました。

試合が終わったあと。

なぜか、台湾チームの選手たちが、ピッチャーが立つマウンドに集まります。

そして、全員が客席の方を向くと、スタンドのお客さんたちに向かって、深々と頭を下げたのです。

なんと、スタンドの日本人の観客全員に対して、「応援を感謝した」のです。

スタンドにいる台湾人のお客さんにではなく、日本人のお客さんたちに向かってです。

そして、気が付けば、台湾のファンが掲げた旗には、「日本おめでとう」の文字が。

勝利を目前にして涙を飲んだ悔しい逆転負けのはずなのに、こんなにも感動的な敗者の姿があるでしょうか?

台湾チームが日本のファンに感謝したのには、こんな背景がありました。

日本対台湾戦を2日後に控えた36日。

1人の日本人が、ツイッターでこんなつぶやきをしたのです。

「WBC、日本の初戦は台湾に決定。この試合を応援に行かれる方、先般の東日本大震災への台湾からの多大な支援のお礼の横断幕やプラカードをお願いします。WBCを通じ、日本と台湾の信頼関係を深め、私たちが本当に台湾に感謝している事を伝えてください」

台湾はあの震災の時、200億円を超える義援金と400トンを超える援助物資を送ってくれました。

これは世界中で最も多い支援でした。

そして、震災の翌日に、世界のどこよりも早く援助隊を派遣してくれたのも台湾だったのです。

ツイッターのつぶやきは、「この時の支援へお礼をしよう」という呼びかけだったのです。

このつぶやきは、瞬く間に日本中に広がりました。

そして、試合の当日。

スタンドには「台湾に感謝」と書かれたたくさんのメッセージが...。

台湾チームの選手たちも、スタンドのこれらのプラカードを見て感動します。

360度。

観客全員へ向かって感謝の一礼をした台湾の選手たち。

その姿に、スタンドからも惜しみない拍手が贈られました。

「憎しみ」に「憎しみ」で答えても、何も生み出しません。

「感謝」に「感謝」で応えると、そこには、とても大きな大切なものが生まれる。

その事に、改めて気付かせてもらうことができました。


西沢泰生氏の『小さな幸せに気づかせてくれる33の物語と90の名言』(かんき出版)より


人々が平和で愛、感謝に満ちた世界になれば、どんなに素晴らしいでしょう。

本当にいい話でした。

 

本日の一話<10月18日>

僕はよく「金儲けより、人儲け」という言葉を使う。

ひと言で説明するなら、人とのつながり、いろんな人が集まってくれること。

さらに簡単に言えば「人に好かれること」が人儲けだ。

じつはこの「人儲け」こそ、人生でも、仕事でも、一番大事だと僕は思っている。

僕自身の人生を振り返っても、周りの人たちを眺めてみても、結局、人儲けのできる人が仕事もプライベートも充実するし、楽しくハッピーな人生を送っている。

ただし、ここで誤解して欲しくないのは「人儲け」と「人脈・ネットワーク」はまったく違うという点だ。

本当に大事なのは、そんなものではない「自分の利益のための人脈、ネットワーク」なんて底が知れているし、つまらない。

僕の言う「人儲け」とは、もっと本質的に「人に好かれ、人が集まってくる」ということだ。

人に好かれて「ああ、あの人は素敵だな、チャーミングだな」「あんな人と一緒にいたいな」「仕事がしたいな」「あの人のためにひと肌脱いだろうか!」と思われること。

結局、これが一番大事。

これさえあれば、あなたの仕事も、人生も、最高にハッピーになること間違いなしだ。

お互いのことが大好きで「この人のためになりたい」と本気で思える関係。

それが「人儲け」なのだ。


ヨシダソース・吉田グループ会長、吉田潤喜氏の『「人儲け」できない人生ほどつまらないものはない!』(こう書房)


「金儲けより、人儲け」仕事もプライベートもですね。

本日の一話<10月17日>

レジリエンスとは、最近、ビジネスの世界で注目を集め始めている言葉で、もともとは心理学や精神医学の世界で使われていた「精神的回復力」を意味する用語です。

レジリエンスとは、ごく簡単に言えば「もとに戻る力」のことです。

人は嫌なことがあったとき、辛い経験をしたとき、精神的に落ち込みます。

でも、しばらくすると「いつまでもくよくよしてはいられない!」と自分を奮い立たせたり、あるいはいつの間にか忘れてさほど辛くなくなったりして、再び元気を取り戻します。

この苦しみや悲しみを乗り越えて立ち直る力、それがレジリエンスです。

同じような辛い環境にあっても、ダメージの受け具合、立ち直りの早さは人それぞれ違います。

レジリエンスの高い人はストレスや環境の変化に強く、立ち直りも早い。

レジリエンスの低い人は、ちょっとしたことで傷つきやすく、なかなか立ち直ることができません。

最悪の場合は立ち直れずにつぶれてしまいます。


気の持ちようで、人は幸せにも不幸にもなる。

人は病気になったから不幸になるわけではありません。

病気でも、喜び・楽しみを見つける人は幸せになり、苦しみ・悲しみを見つける人は不幸になります。

「治る病気」は、あなたがレジリエンスを高める気持ちを持てば、速やかに治ります。

「治らない病気」は、あなたがレジリエンスを高める気持ちを持てば、症状が和らぐので、治らなくても充実した幸せな人生を楽しむことができす。まさに、レジリエンスによって、人はぴんぴん生きられる。

多少の不調や持病があったとしても、不満や不安とうまく折り合いをつけながら、前向きにぴんぴん生きる人は、健康といえると私は思うのです。


帝京大学医学部外科准教授、新見正則氏の『誰でもぴんぴん生きられる』(サンマーク出版)より抜粋


「気持ちの持ちよう」と昔から言われます。

気持ちをコントロール、鍛えることも必要なのですね。

本日の一話<10月15日>

私は、よく「しけた顔はお止(や)めなさい」と言います。

男女関係なく、「しけた顔」は「暗」です。

血色が悪くて、色つやもなく、顔全体の筋肉がだらりとたれさがっていて、元気がなく、どこを見ても輝きがないのが、しけた顔です。

人は、病気になると、顔に血の気がなくなったり、顔色がくすんだりしますよね。

しけた顔をしていたら、病気を誘発するともいえるのです。

さて、この「しけた顔」を治す方法はシンプルです。

たくさん感動することです。

小さなことでも、毎日何度も感動すると、その感動が表情に出ます。

感情が動くということは、脳が動いているということ

結果的に、毛細血管を活性化させ、顔に健康的な赤みや、つやをもたらすことになります。

これこそ、「動」の顔の効力です。

さて、幸せな人生のためには、人との交流をなくすことはできません。

自分をいかに「発信」し、相手のことを理解して「受信」するかが、あなたの人生を成功に導きます。

そのために必要なのが「動」の顔です。

喜怒哀楽が豊かな人ほど、表情が動きます。

たとえば、嬉しいことがあったり、微笑ましいものを見たときに、人は自然と「目を細く」します。

目を細めて微笑むことは、人を「明」の気持ちにさせます。

遠くを見るときも、実際に目を細めますが、遠くを眺めたり、昔を思い出してほのぼのするのも、いい「動」の表情です。

ちなみに、観相学では、理想や希望を胸に成長した人は、目が細くなるとされています。

また、びっくりすると、「目を丸く」します。

ふだんから目を丸く見開いていると、周囲の変化に敏感になり、感情の起伏も激しくなり、好奇心旺盛で行動力溢れる人になります。

どんな形の目の人でも、驚いたときは思い切り大きく目を見開くことです。

そうすることで、感受性を育てていくことができます。

また、視野が広がっていきます。


藤木相元氏の『「運」を味方につける48の習慣』幻冬舎


喜怒哀楽を豊かに、たくさん感動することが大切なんですね。

小さなことでも、感動できるように五感を磨きます。

本日の一話<10月14日>

マーク・トゥエインの『トム・ソーヤの冒険』にこんな話がある。

あるとき、トムは学校をさぼったのが発覚し、罰として塀のペンキ塗りをさせられる。

トムはこの仕事がいやでいやでたまらない。

しかし、やらねばならない。

そこでトムは一計を案じる。

このペンキ塗りを、いかにも面白そうに始めたのだ。

おもしろくておもしろくてたまらない、というふりでペンキを塗った。

するとそこへ友人が通りかかった。

トムがあまりにも楽しそうなので、「ちょっとやらせてくれないか」という。

トムはしかたなく、友達にもやらせてやった。

次から次へとやってくる友人が、みんなペンキ塗りを替わりたがる。

おかげでトムは、自分ではあまり苦労もせず、あっというまにペンキ塗りは終わってしまった。

楽しそうな人のそばには、人が寄ってくる。

人が集まってくれば、つらい気持ちも軽くなる。

つまらなそうに、つらそうにしていれば、人は寄ってこない。

ひとりぼっちになり、重荷はもっと重くなる。

たとえ実際に仕事を替わってもらえなくても、人がそばにいるだけで、重荷は軽くなるものだ。

これが人生に疲れないコツだ


精神科医、斎藤茂太氏の『続「なぜか人に好かれる人」の共通点』(新講社)より抜粋


「人生に疲れないコツ」は、いつも笑って、楽しそうにしていること。

お笑い芸人さんが、モテる理由もこのあたりかもしれませんね。

本日の一話<10月11日>

世のお父さん、お母さん。

初めて我が子が宿ったと知ったときの感動、覚えていますか。

日に日に育つ命を実感し、「無事、生まれますように」と心の底から願ったに違いありません。

ひたすら「五体満足であれば十分」と念じましたよね。

そして、生まれた愛(いと)しい我が子。

初めて父と母になった夫婦は手を取り合い、涙して喜び合ったはずです。

オムツを替えれば「エライ!よく出したね」と褒めるママ。

初めて歩き出した我が子に「手を貸そうか貸すまいか」とオロオロしつつ、スリルとサスペンスの中、夢中でシャッターを切ったパパ。

子どもの成長の一つ一つが新鮮な驚きと喜びに満ち満ちていたことでしょう。

ところが、月日がたち、かわいい我が子が保育園、幼稚園、そして小学校、中学校へと上がっていくにつれ、ほとんどの親は子どもが成長するのは当たり前と思い込んでしまいます。

たとえば、お母さん。

世の中にはいつの間にか"山姥(やまんば)"に変身してしまう母親がなんと多いことでしょうか。

「ご飯よ」ですませればいいものを、「なにしてるの!グズグズしてると片づけちゃうわよ」と余計なことまで言ってしまう。

「行ってらっしゃい」でいいものを、「早く帰ってくるのよ!いつも遅いんだから」と脅迫しながら送りだす...。

でも冷静に考えてみてください。

子どもが学校に行って、家に帰ってくるのは奇跡なのです。

学校への登下校の途中で交通事故に遭うかもしれない。

なにか不測の事態に巻き込まれることもあるかもしれない。

思いもしないことで命を失う人が多い中、「ただいま!」と元気に家に戻ってくること自体が、まさしく奇跡。

親子も一期一会のご縁なのです。

子どもが五体満足で帰ってきたら、「お帰りなさい。よくぞご無事で」と抱き締めてあげる気持ちをどうぞ持ってください

大切なのは「生きていてくれてありがとう」という気持ちをいつも忘れずに持ち続けることなのです。

生きて再び会えること。

それは紛(まぎ)れもない奇跡なのですから。


丸山浩路氏の『本気で生きよう!なにかが変わる』(大和書房)より抜粋


「生きていてくれてありがとう」

「生きられてありがたい」

今日も精一杯生きたい、いきたいですね。

本日の一話<10月10日>

子どもは育てるのではなくて育つのです。


勝手に育ちます。


そして、育つときの条件というのは、一番身近にいる親、つまり父親や母親、特に母親の影響が大きいのです。

なぜなら一緒にいる時間が長いからです。

その母親が楽しそうに生きていることが重要なのです。

「なんでお母さんそんなに楽しそうなの」

「だって楽しいんだもん」...。

会話になっていないのですが(笑)

一番身近な母親が楽しそうに生きているのを見て、子どもは物事は楽しいととらえれば、すべてのことが明るく楽しくなると母親を通して知ることができるのです。

ところが、一番身近な母親が不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言い続けていると、子どもはそのように物事をとらえるようになります。

最初のとらえ方が、愚痴や泣き言であるというのを覚えてしまうと、子どもは親のやったとおりにまねをし、そのようなやり方を身につけていきます。

これから結婚して、母親になるかもしれない人は、まず大事なのは笑える顔の夫を選ぶことです。

毎日毎日、朝起きるたびに「面白い顔よね」、夫のほうも「お互いさまだよね」と言える。

これが平和な家庭の第一歩です(笑)。


小林正観さんの『ありがとうのすごい秘密』(中経出版)より抜粋


朝起きるたびに「面白い顔よね」、はちょっとどうかと思いますが、明るく楽しく笑顔が子供にとっても大切なのですね。

自分自身にとっても。

本日の一話<10月7日>

ある職場において、美人でも若くもないのに不思議な魅力をもった女性がいたそうです。

彼女の周りには、いつもとびっきりのイケメンたちが集まってくるというので、周囲の人がとても不思議がっていたそうです。

その秘密は、彼女がミーティングのときにいつも口にしていた口癖にありました。

最高のイケメンを引き寄せるフェロモン・ワード。

さて、それは、どんなすごい言葉かというと...

「今日は、楽しいね」

私は思わず、「やられた!」と声を上げてしまいました。

それは、よくできたミステリーを読みながら、「まさかあの人が!」という意外な真犯人が出てきたときの、あの驚きに近いものがありました。

なぜ、この平凡そのものの言葉がそれほどすごい魅力をもっているのでしょうか。

だって、どの職場でも、ほとんどの人の口癖は、「ああ、疲れた」、「商売、あがったりだよ」、「忙しい、忙しい」、「景気わるいね」、「上司が頭でっかちでさあ」、「部下の呑みこみが悪くて」など、とにかく圧倒的にネガティブな言葉が多いはずです。

いつもそんな暗い言葉にとり囲まれていたら、自然と心だって陰気で、さえないものになるに決まっています。

そもそも、多くの人は「仕事は、遊びじゃないんだから、楽しいはずがない」という思いこみを抱いています。

そんな暗い想念がうずまく職場で、特別にいいことがあったわけでもないのに、いつも「楽しいね」っていう人がいたら、そこだけ不思議な光がぱっとさしてくる気がしませんか。

第一級の人物は、そうした場の雰囲気にとても敏感です。

だから、そんな女性のもとには、素敵なイケメンたちが集まってくるのです。


伊藤淳氏の『言葉には、なぜ現実を変える力があるのか?』(きこ書房)より抜粋


言葉は自分にも、周りにも影響を与える。
良いもの、悪いものひっくるめて。意識、気をつけたいものです。

本日の一話<10月6日>

「いつも一所懸命に頑張っている人」は応援されます。

特に、雑用を丁寧にやることは大事です。

役職の高い人がパーティなどの際に、イスやゴミを片づけていたりすると、「そんなことまでやってくれるの」とまわりの人はみんな感心します。

自分に才能らしきものが見つからないうちは、ここからスタートするのもありです。

面倒くさいこと、汚いこと、人に嫌がられることを率先してやれる人になれば、それだけで「応援される人」になれるからです。

誰もが嫌がる仕事を率先してやることは、職場で運をよくする一番手っ取り早い方法です。

どの職場にも、必ず人が面倒くさがったり、敬遠したりするような業務があります。

それを進んでやることができる人は、必ず評価されます。

そして、そういう業務をあてがわれたときは、自分の不運を嘆く代わに、

「運を上げるチャンスがやってきた」

と、喜ぶべきです。

これからの人生で、どこに行ったとしても、雑用、面倒な作業があれば、率先してやっていくことをお勧めします。

なぜなら、その仕事をやることは、あなたに運をもたらすからです。

今、評価されているトップの多くは、不遇な時期を必ず体験しています。

そこで、めげずに明るく振る舞ったり、まわりを励ました過去を持ちます。

逆境でめげない精神力と、復元力は、高く評価される素質です。

これからの人生で、面倒くさいこと、汚れ仕事を見つけたら、自分の男(女)を上げるチャンスだと喜んでください。

そして、それをニコニコしてやりとげたら、あなたはまわりを驚かせることになるでしょう。

そうやって、まわりの人を喜ばせる人物になれば、きっとあなたは、今とは違った評価をされるはずです。


本田健氏の『なぜ、あの人はいつも好かれるのか』(三笠書房)より抜粋


自分が成長するとき、しているときは、負荷が掛かっているとき。

その負荷を自ら迎えることができるかどうか。

本日の一話<10月4日>

立川談志師匠の著書『談志百選』(講談社)では、わざわざ「舞の海」の回を設けてくださり、「相撲の醍醐味は『"小よく大を制する"ところにある』というなら、この言葉に舞の海ほどふさわしい関取はいまい」と紹介してくれています。

小兵(こひょう)の私が土俵の中を所狭しと動きまわり、自分よりも大きな力士たちを錯乱させて勝ちにいく様が、師匠のツボにはまったのかなと思います。

私の現役当時から、稽古で引き締めながら体を大きくするのではなく、ただ食べて太っていく「力士の大型化」が始まっており、師匠も美しい力士像の崩壊を懸念されていたようです。

幕内から十両に陥落し、故障にも泣かされ、「もう駄目かな」と弱気になっていたころ、こんな叱咤激励の言葉をいただいたことを覚えています。

「精神と肉体を分けて考えろよ。精神は肉体に話しかけるんだ。

『いいか、お前。つらいだろうけど、もう少し頑張れ。あとで楽をさせてやる  からな』って」

引退まで真剣に稽古に打ち込み、一番ずつ懸命に勝負すれば、肉体が悲鳴を上げても、今度は精神(頭)が「その後の人生」を歩ませてくれるという意味なんだろう。

そう思って踏ん張ったおかげで、現役生活が2年は長く続けられました。

平成2311月場所。

当時の相撲界は度重なる不祥事や八百長問題で観客数が激減し、客席は空席が目立っていました。

解説者を務めていた私は、師匠の言葉を思い出し、紹介させてもらいました。

「談志師匠は客席で、お客さんが少ないほど燃えると言っていました。

来なかった人が後悔するくらい、来てくれたお客さんに

『足を運んでよかった』と思ってもらうためだったそうです」

力士たちにもこの精神で土俵を沸かせることを願ってのものでした。


舞の海秀平氏の『勝負脳の磨き方』(育鵬社)より抜粋


「お客さんが少ないほど燃える」、

考え方、捉え方で行動が変わり、結果が変わる。

かっこいいですね立川談志師匠。

本日の一話<10月3日>

途上国の人びとにとっては、戦後の焼け野原から力強く復興した日本は、いまでも驚異の存在であり、自分の国が参考にできる点はないかと貪欲に学ぼうとしている。

「なぜ日本はゼロから世界ナンバー3に駆け上がれたのか」。

こんなに底力のある国は、世界のどこを探しても存在しない。

こうした評価はとくにバングラデシュで強い。

ODA(政府開発援助)やJICA(国際協力機構)の関係者が数多く国際貢献活動に取り組んでおり、現地の人から「あの橋をつくったのは日本人なんだろう?」と、さも当たり前のように言われたこともある。

1971年にバングラデシュが独立した際、世界に先駆けて日本が独立国として承認したことも、彼らを親日家たらしめている理由。

国際貢献活動の目的の一つは、自分たちの国のブランド力を高めるところにあると僕は思う。

もちろん僕自身も、海外にいるときに何度、日本のすばらしさ、力強さを実感したかわからない。

洪水に浸るバングラデシュの首都ダッカで、日本の都市計画の緻密さを。

険しい山間部を進むルワンダの路線バスで、日本の新幹線の快適さを。F16戦闘機の飛行音が鳴り響くガザで、日本の平穏さを。

貧困にあえぐロマ族(ジプシー)を数多く抱えるハンガリーで、日本のセーフティネットの手厚さを。

自国の通貨が崩壊している国コソボで、円の世界的強さを...

そのとき僕は、素直に、日本のことを「すごい」と思った。

「好き」だと思った。

「愛(いと)しい」と思った。

海外でプロジェクトに取り組む仲間に聞いても、みな口々に同じことを言う。

これこそが僕たち平成生まれの、リアルな「愛国心」である。

忘れてはならないのは、僕たちがこうした想いを抱けるのは、先輩世代の長年にわたる、とてつもない努力と貢献のおかげだということ。

そのことを認識し、感謝しないことには、海外で日の丸を背負って活動する資格はないと思っている。


税所篤快氏の『ゆとり世代の愛国心』(PHP新書)より抜粋


税所篤快(さいしょあつよし)氏は、1989年生まれの25歳で、国際教育支援NGOの創業者。
19
歳でバングラデシュに渡り、2014年には世界銀行本部イノベーションコンペ最優秀賞を受賞。


こんな青年に頭が下がります。

平成生まれの、リアルな「愛国心」どう感じるでしょうか?

もっと日本のすごさに気づき、素直に愛国心を持ちたい。

本日の一話<10月2日>

立ち飲み屋で働いていた時、とても仕事がつまらなくなった時期がありました。

毎日毎日ビールや串カツを運ぶだけ、なんだかくだらない仕事だなぁと正直思っていました。

それが顔や動きにも出ていたのだと思います。

ある日、常連のおっちゃんに突如突っ込まれました。

「兄ちゃん、最近やる気ないな。」

「そんなことないですよ。」

「いいや、見たらわかるで。

 こんな仕事しょうもないと思ってるやろ。」

「いや、そんなこと...。」

「顔に書いてあるわ。

 けどな、しょうもないと思う仕事こそちゃんとせなあかんで。

 毎日Sさん(立ち飲み屋の先輩)は兄ちゃんに注意しとるやろ。

 ということはあんたはまだまだ仕事ができてへんねん。

 しょうもないと思ってる仕事もちゃんとできへんちゅうことは、兄ちゃんもま だまだしょうもない人間やと言うことや。

 しょうもない仕事を一生懸命やってできるようになったら、そこではじめて出 世するねんで。」

うーん、悔しいけど何も言い返せない...。

見事な指摘でした。

それから先、仕事をしていてだらけたり手を抜きそうになった時は、このおっちゃんの言葉を思い出します。

「しょうもないこともできへん奴は、もっとしょうもない。」


落語家、桂福丸さんの『怒られ力』(明治書院)より抜粋


どんな店員さんだったら、私たちは気持ちよくお酒を飲んだり、食事をしたりできるだろう。

元気な挨拶や返事、ニコニコとして明るいとか、そういう些細なことではないでしょうか

「しょうもないこともできへん奴は、もっとしょうもない。」

目の前のことを一生懸命やる、できる人間でありたい。

本日の一話<10月1日>

2500年も前にお釈迦様は、与えらえるのを待っている人から自分で転換して、明るい方向へ歩んで来ないと幸せにはなれないことをお示しになりました。

たとえば、家族の中に一人でもお天道様のような人がいたら、その家は暗くなりません。

ところが、家族全員が求めてばかりいる人だったら、「どうして、なんで」とお互いに相手の欠点ばかりを指摘して、喧嘩が絶えない険悪な雰囲気になってしまいます。

これは会社も同じでしょう。

陰と陽というものがあるのは仕方がないけれども、自分自身は明るく生きていこうと努力をし、心がけていると、周りが「あの人のような明るい人になりたい」と思うようになる。

そう思ってもらえるのだとしたならば、とても嬉しいことであり、もっと努力してみようという心も出てきます。

しかし、あまりにも陰気な人にかまいすぎてとらわれていると、自分が疲れてしまって、いつの間にか輝きを失い、暗い闇に落ちてしまいます。

ですから、相手にお天道様のようになることを強要するのではなく、自分自身がお天道様のように、ただそこにいて輝き続けることがとても大切です。

そうして自然と周りに良い影響を与えるような人でいるのがいいでしょう。

お釈迦様が説いた真理の教えというのは、まさに野に咲く一輪の花の如く、ただそこに咲いているという在り方をしなさいということでした。

野に咲く花が「自分がきれいに咲いているのだから、あなたもきれいに咲きなさい」と説法をしているのではない。

その姿を見ることによって、相手が自ら「私もそういうふうな存在になろう」とうなずきとるというのが仏の教えです。

生きていれば日々いろいろなことが起こりますが、すべてプラスに考えて、マイナスもプラスに転じる努力をしていく。

自分がどんなに辛くても、自分に縁のあった環境の中で何事にもとらわれず、自然体で輝き続ける努力をしていくと、自分も周りも自然と幸せになっていきます。


大阿闍梨、塩沼亮潤師の『毎日がちいさな修行』(致知出版社)より


人を喜ばせ、人に与える人になりたいものですね

本日の一話<9月30日>

鳥取県に「野の花診療所」というホスピスケアの診療所があります。

この診療所の所長で、エッセイストでもある医師、徳永進さんがまだ勤務医の頃、不治の病にかかっている1人の患者さんにこんな質問をしたそうです。

「死ぬ前に何かしたい事はありますか?」

すると、聞かれた女性は、こう答えたというのです。


「道を歩いてみたい」


その患者さんはこう続けます。

「右に曲がると、スーパーがある。

いつもの買い物をして主人の酒のつまみを作る。

死ぬ前に、そんな、スーパーへ続くありふれた道をもう一度歩いてみたい」

何ということ事もない、何気ない日常が、命を支えている。

徳永さんは、患者の言葉で、その事に気が付いたと語っています。

目の見えないカップルは、いつもお互いの顔を触り合うそうです。

2人の夢は


「一秒でもいいから相手の顔を見る事」


すっと耳が聞こえなかった29歳の女性が、人工内耳を付けて、生まれてはじめて人の声を聴く瞬間の映像を観た事があります。

医者が語りかける声を聴いた女性はボロボロと感激の涙を流し、号泣し続けていました。

ありふれた道を、普通に歩ける事。

恋人の顔を普通に見られる事。

好きな歌手の歌声を普通に聴ける事。

友達と笑いながら普通におしゃべりできる事。

普通。普通。普通。

それらのすべてが、実は奇跡なのですね。

時々、それを思い出すだけで、世界を見る目は必ず変わります。


西沢泰生氏の『大切なことに気づかせてくれる33の物語と90の名言』(かんき出版)より抜粋


普通が普通になってしまう。

普通は普通ではないことを時折、思い起こしたいですね。

「実は奇跡」なのだから

本日の一話<9月27日>

駐車場にはゆったり車を停められる十分なスペースがあった。

ところが、私は急いでいて周囲をよく見ていなかったため、

停めてあった車から男性が出て来るのに気づかなかった。

私は急ブレーキを踏んだので、男性を驚かせてしまった。

その瞬間、男性は「気をつけろ」と言わんばかりに私をにらみつけた。

当然のことながら、男性は感情的に反応したのだ。

そのとき、私には2つの選択肢があった。

自分も同じように感情的に反応して応酬するか、

理性的に対応して不愉快な状況を克服し、敵を味方に変えるか、である。

私は理性的に対応することを選んだ。

そして、すぐに手を振り、ほほえみながら「すみません」という口ぶりをした。

すると男性はすぐに同じように笑顔を見せて手を振り、

「大丈夫です」という口ぶりをした。

私が車を降りて近づくと、

男性は「こちらこそすみません。車を降りるときにもっと周囲を見るべきでした」

と言ったのである。衝撃的だった。

私はいまだにこのできごとを忘れることができない。

特殊なことだからではなく、たいへんよくありがちなことだからだ。

一大事に発展しかねない状況でも、

小さなできごとにとどめることがいかに簡単かを思い起こさせてくれたできごとだった。

どの状況も千差万別だが、基本的な原理はまったく同じだ。


自分の感情をコントロールし、

感情的に反応するのではなく理性的に対応すれば、

ほとんどの対人関係を好転させることができるのである。


人を動かす達人になろうとするなら、自分の感情をコントロールすることがつねに何よりも先だ。

自制心を発揮してセルフコントロールすれば、

あらゆるやりとりで成功を収める準備を整えることができる。

このことをよく覚えておこう。


ボブ・バーグ氏『敵を味方に変える技術』より抜粋。




とかく感情的に反応してしまいがちではないでしょうか。

感情的に反応すれば相手も感情的に、

理性的に対応すれば相手も理性的になるのですね。

自制心を発揮してセルフコントロールですか。

本日の一話〈9月29日〉

多くの幸運な人たちは自分が成功したのは、

常に新しいこと、特に他の人たちから学ぶことが大きく影響していると言っています。


あなたのキャリアや仕事に関して学ぶことは大切です。

でも、そこで終わってしまってはつまりません。

一方、あなたの興味あることや趣味に関することばかり読んでいても進歩はないのです。

あなたにとって新鮮なものを教えてくれる本や人と共に過ごすことは、大事です。


教育とは、伝統的な学校教育と学位の取得を意味します。

といっても、義務的な教育は、知識を得る役には立ちますが、必ずしも成功に結びつかないのです。

高校を中退した人を見てみましょう。


■リチャード・ブランソン

英国出身の実業家。

ヴァージン・レコードをはじめとする複数の会社の創業者。

彼のビジネスに対するクリエイティブで果敢なアプローチの仕方を好ましく思います。


■トーマス・ソウエル

エコノミスト。作家。政治解説者。

政治や経済学に関する書物を多数執筆していますが、どれも興味深いものです。


■アルバート・アインシュタイン

物理学者。

彼のIQは計り知れません。

ユーモアがあり、遊び心と創造性をあわせ持っています。


■ビリー・ジョエル

歌手。

偉大なエンターティナー。



そのほか、高校を中退した成功者をあげたらきりがありません。

ジム・キャリー、トム・クルーズ、ジョージ・イーストマン、

ジョン・トラヴォルタ、マイケル・J・フォックス、

ジョージ・ガーシュイン、クエンティン・タランティーノ、などなど。

『フォーブス』誌でも同じテーマが取り上げられたことがありますが、

そこには少なくとも18人の高校を中退した億万長者、

10人のノーベル賞受賞者がリストアップされていました。

さらに、数十人のベストセラー作家、数人の合衆国大統領、興味深い顔ぶれです。

義務的な教育に価値がないわけではありません。

専門的な仕事に就くには必要な場合もあります。

でも、今あげたリストは、

高校の卒業証明書がないことが成功できないことのいいわけにはならないことを物語っているでしょう。

あなたに必要なことを学ぶ方法はたくさんあります。


スティーヴ・ギルマン氏『いますぐ「ラッキー!な人」になれる』(サンマーク出版)より抜粋




学校という場ではないが、

学び続けたことが大きな功績を残すことに繋がったのでしょう。

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