東京・銀座にツーバイフォー(2×4)工法で建てられた木造の5階建てビルが登場した。
施工したのは三井ホームさんです。
実は、都内では初めてとなる5階建ての「木造ビル」だそうだ。
三井ホームさんの木造ビルの大きな特徴は、都心の狭小地でも、敷地面積を最大限有効に使える点。
一般的な鉄骨構造のビル建築では、作業するための足場が必要だが、
今回のビルでは、三井ホームさんが独自に開発した「外壁建て起こし」システムを採用。
足場を確保する必要がなくなるため、
ビルが密集する都市部でも敷地境界のギリギリまで建てられるように。
現場で壁面を作るため、クレーンを使う必要がなく、大型車両が入れない場所でも施工可という。
2×4の本場であるカナダでは、ホテルや商業施設など5~6階建ての中層建築で木造が採用されている。
スウェーデンのストックホルムでは、34階建ての木造超高層ビルの建設案まで浮上しているそうです。