パナソニックが2012年4―6月の当期損益128億円の黒字と発表。
前年同期は303億円の赤字でしたから、その差は431億円。
前年度に実施したテレビ事業の構造改革で固定費を削減したことが寄与したようです。
実質テレビ事業からの撤退となった時は、大きなショックがありました。
しかし、そのことが、今回の結果につながっています。
撤退、引く勇気、英断も必要なことがあります。
私たちの現場でも、その場面はあります。
仕上がりが悪いなら、材料取り直して、時間かけてでも、すぐやり直す。
信用を失う損失に比べれば、安いものです。
お客さんから指摘されて、やり直しても材料、時間のコストは変わらない。
逆にコストが多くかかる。
おまけに信用まで無くす。