邑井操氏の
『遅咲きの人間学』(PHP文庫 )より...
戦前、三井物産では社員を一等、二等、三等にわけたそうである。
一等社員は、仕事ができて仲間達と仲よくできる人、
二等社員は仕事はできるが、同僚間がうまくいかぬ人、
三等社員はその二つともだめな人。
なかなか、おもしろい評価法だ。
これはただ社員生活だけにとどまらない。
大器を目指し、晩成を願う人にとっても一つの目標となろう。
何事にせよ、その人の存在理由、価値を示す実力、地力、能力、才能がなければ、
これぞと思う仕事はできない。
だが人間関係をこじらせてしまえば人間の世の中では成功しない。
心の暖かさ、温かさ。