たとえばツキのある人は、前向きで攻め型、絶えずニコニコと人相がよく、
プラス発想型です。
しかし、ツキのない人は、後ろ向きで守り型、しかめっ面の不愉快な顔をしています。
これはマイナス発想型です。
また、ツキのある人は、現状肯定型で、どんなことも感謝に置き換えます。
一方、ツキのない人は、現状否定で批判家ですし、不平不満の大家です。
これらは、物事をプラスでとらえるかマイナスでとらえるかということですが、
このような尺度で判断すれば企業や人の社会貢献度やツキぐあいがわかります。
「長所伸展法」というのは、船井流の基本です。
長所、つまり得意でツキがある部分に注目し、その部分を徹底的に強化することです。
部下の長所、認められる点、誉める価値のある点、伸ばしてあげたい点を早く見つけ、
積極的に取り上げて、その伸展に助力する、ということです。
船井幸雄氏『未来を変えるクセづけ』海竜社より。
船井総合研究所の創業者である船井幸雄氏が享年81歳、ご逝去されたようです。
私の心に残る人物のお一人でした。心からご冥福をお祈り申し上げたいと思います。