大成功を収めたとき、私は集中力を一つのことだけに向けており、
成功にばらつきがあったときには、焦点も定まっていなかったのだ。
つまり「的をしぼる」のだ。
何かに成功する確実で絶好のチャンスを得たいなら、
方法は常に同じでなければならな い。
「的をしぼる」とは、したいことではなく、するべきことをするということだ。
それは、すべてが等しく重要とは限らないことを知り、最も重要なものを見つけるこ とでもある。
行動と望みとをしっかり結びつける方法でもあり、
また、目覚ましい成 果は、どれほど的をしぼれるかによって決まると気づくことでもある。
目覚ましい成功を収めている会社は、
その会社の代名詞となるような、または抜群に儲かる製品やサービスを一つは持っている。
カーネル・サンダースは、フライドチキンの独自のレシピ一つを手にKFC社を起こした。
「一つのこと」の力によって目覚ましい成果を あげているビジネスは数知れない。
「一つのこと」は製品の場合もあるし、そうでな い場合もある。
グーグルはどうだろうか?
この会社の「一つのこと」は検索であり、 それが広告販売、つまり主要な収入源を生み出している。
技術革新、文化の変容、そ して競合他社の存在が、「一つのこと」を進化させ、変化させる。
ゲアリー・ケラー氏の『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』(SBクリ エイティブ)より
住まいから元気に!
住まいのワクワク、快適な環境を創造し、
「家族」「お金」「健康」3つの円満を叶える「円満住宅」を創り上げる。
そこには、カラー、機能、素 材、氣などの要素があります。
「一寸法師(いっすんぼうし)」という、日本のおとぎ話がある。
小さな一寸法師が、鬼と戦って勝つ物語だ。
小さな針で、鬼を刺し、鬼を退治した。
小さな針でチクチクと刺せば、どんなに強い鬼もたまらない。
つまり、「一点突破」という、
一点に集中して力を注げば、そこから活路が開ける、 ということ。
「一つのこと」に集中し、そこから大きく展開したい。