人が何かことを成したとき、
そこには「天の運、地の利、人の支援」の3つが必ず存在します。
自分の実力や才能、才覚、努力で到達できるのは、
自分がこれを成そうと決めたことの9割くらいまで。
あとの10%は、天運と地の利、人の支援のいずれかが欠けても達成できない。
例えば、高校野球を例にとってみます。
本人には非凡な打撃の才能や150㎞を超す剛速球を投げる肩があるとします。
しかし、甲子園に出て活躍するためには、
対戦の運、天候の運もあれば、ゴロのちょっとしたイレギュラーバウンドもありますし、
また、自分がどんなに秀(すぐ)れていても仲間が打って守って勝ってくれることが必要です。
自分の"実力"だけではどうにもならない。
プロ野球のスカウトの人々は、その選手の実力もさることながら、
持っている「運」にも注目しているようです。
こうした「運」、つまり幸運とか強運とか呼ばれるものは、
3つのものから複合的に生み出されるような気がするのです。
その3つとは、感謝する心、明るい心、そして誠実さ。
明るい心とは、どんな苦境でも夢や希望や展望を失わない心のことで、
冗談やジョークが多くて楽しいというのとはちょっとちがいます。
「感謝の心」について言えば、
自分が何かを成すことができたのは「天」や「地」や「人」が味方してくれたからであって、
全てが自分の力(実力や才能)でできたわけではない、だからそうしたものに感謝する...。
小林正観さんの『波動の報告書』(弘園社)より
運をマネージメントする「ラックマネージメント」というものあります。
私はそれにより自分にとって の「最善結果到来」を目指しています。