相手のニーズを聞かず、闇雲に自分がやりたい企画を提案してもうまくはいきません。
たとえば僕が番組プロデューサーに企画を提案するときは、
次のいずれかのキャッチフレーズを駆使することになります。
A「これ、某局で視聴率15%をとった企画のアレンジなんですが...」
B「これ、まだどこの局もやったことがない企画なんですが...」
どちらのフレーズがおもしろそうですか?
じつは正解はありません。
どちらがおもしろそうかを決めるのは、僕ではなく、プロデューサーです。
手堅く2ケタの視聴率を狙おうと思っている相手ならAに興味が湧くし、
大コケのリスクを冒しても20%超えに挑戦するような、
攻めの姿勢の相手ならBを「おもしろそう」と感じるはずです。
あなたの話を「おもしろい!」と決めるのは、
あなたではない。相手です。
野呂エイシロウ氏の「話のおもしろい人」の法則』(アスコム)より抜粋
「おもしろい」という価値観、どういう価値を感じるのかは相手次第。
仕事も同じですね相手がどう感じるのか、どういう価値を感じるのかを、考えておくこと大切ですね。