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本日の一話〈4月28日〉

新しい茶葉に六十度のお湯を注ぎ、一杯目のお茶を出します。

このお茶は甘い。

同じ茶葉で、甘いお茶が出たあとの二杯目を、十度高い七十度ぐらいのお湯を注ぐと、今度は渋みが出ます。

そしてさらに十度高い八十度ぐらいのお湯で三杯目を出すと、今度はお茶の苦い部分が出てくる。

さらに、九十度以上の熱いお湯で四杯目を出すと、もう甘味もなく、渋みもなく、苦みもない、色だけのお茶が出ます。

これが出がらしです。


千利休は、この四杯目以降のお茶、

甘味もなく、渋みもなく、苦みもない、かすかに色が付いているだけの茶の味を、「淡味(たんみ)」と呼びました。

「淡々と」の「淡」です。

淡々とは、"水が静かに揺れ動く"という意味で、静かに安定している状態です。

利休は、出がらしのお茶のおいしさがわかるようになれと言った。

じつはこの出がらしのお茶のおいしさとは、「感謝」です。


茶道はお茶をいかにおいしく淹れるか、いかにおいしく味わうかの道ですが、それを甘い、渋いと言っている間は、まだ本質がわからない。

お茶をたしなむ上で、器が良いとか、作法がどうとか、茶葉がどうとか、おいしいとかまずいなどと言っているうちは、まだまだなのだと利休は言いたかった。


これを人生に置きかえていえば、

朝起きて、仕事をして、帰ってきて、夕食を食べて、テレビを見て、寝て、また翌朝が来て、また仕事をして、また夕食を食べて...

とそういう日々が繰り返されるなかに、人生のおもしろさや、幸せや、贅沢感というのがある。

淡々と生きていくなかにこそある。


人生を、やれ楽しいの愉快のとはしゃいで、「どこそこに行ったからおもしろかった」「あそこに行ったからステキだった」などと言っている限り、本当の人生はわからない。

淡味がわからない限り、人生は永久にわからない、ということです。


「人生の本質は、淡味にあり」です。

「淡々と生きる」ことです。


小林正観さんの『淡々と生きる』(風雲舎)より抜粋



「淡味」とは初めて聞きました。

 

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