アメリカの研究で、こんな実験がありました。
末期がん患者を無作為に選んで、AとBの2つのグループに分けます。
彼らから遠く離れたところに住む10人の健康な人に、Aグループの患者さん10名の名前を伝えて回復を祈ってもらいます。
Bグループの患者さんには、まったく何もしません。
その結果は、驚くべきものでした。
祈ってもらったAグループの患者さん(自分が祈ってもらっているとは知らない)は、あきらかに回復率が高かったのです。
祈っている人は相手が誰かも知らないし、祈ってもらっている人は何も聞かされていないにもかかわらず、です。
私がおもしろいと思ったのは、
祈るほうもたいして信心深い人ではなく、特別に気合いを入れて(?)祈ったわけでもないのに、
効果があったという点です。
あなたよりも経済状態が悪かったり、病状がひどかったり、人間関係に苦しんでいたりする人のために、ぜひ祈ってあげてください。
すると、不思議なことに、心が安らかになってきます。
無心になって人の幸せを祈ると、自分にもそれが返ってくるからです。
本田健氏の『読むだけで心がラクになる22の言葉』(フォレスト出版)より抜粋
量子力学などで科学的に解明される日も来るのでしょう。
引き寄せ、シンクロニシティなども