人生って、与えられた環境でしあわせになるゲームみたいなものなんです。
だから、相手を変えようとしちゃダメなの。
ポーカーでもなんでも、配られた手にいちいち文句を言ってたら勝てないんだよ。
この世に起きたことは、なんでも自分にとって得になるように考えるの。
自分にとって損なことって絶対、考えちゃダメなの。
自分にとって損なことを考えて得することってないの。
私は中卒だけど、中学卒業して早く社会に出て得だって、自分で言ってるから得なの。
これがもし私が大学を卒業してたら、「やっぱり学歴も大事なんだよ」って言うの。
だって、自分にとって不利なことを言ってもしょうがないから。
会社に行って自分が天国言葉(ついてる、うれしい、楽しい、感謝してます、ありがとう、ゆるします)をしゃべってると、
「そうじゃない!」って言う人が出てきたりするんです。
そんなとき、「あの人が私の言うことを否定するからイヤになっちゃう」じゃないの。
サッカーでもなんでも、邪魔が入るから面白いの。
キーパーも誰もいなくて、「どうぞ、好きなだけ入れてください」とかって言われたら面白くないよね。
自分がいくら正しいことをしていても、それに反対するような人は必ず出てきます。
それは、その人たちがあなたの人生の盛り上げ役だからなんだよね。
だから反対したりするような人に、「今日も私の人生を盛り上げてくれているな」って思えばいいんです。
なんでも自分の得になるように考えられるのが、得な人生なんだよ。
だから会社に行ったらそういうふうに考えるの。
それで楽しく自分の仕事を終わらせたら、次にまだ終わってない人の仕事を手伝うの。
楽しく生きるとは、楽しいことを考えることなんです。
人に楽しくしてもらおうと思っちゃダメだよ。
楽しいっていうのは、なんにもなくても楽しいの。
なんにもなくても「楽しいなぁ」って言えば楽しくなるの。
それが言霊の現象なんです。
斎藤一人さんの『変な人の書いた世の中のしくみ』(サンマーク出版)より抜粋
ポーカー、サッカー、わかりやすいですね。
「人生は、与えられた環境でしあわせになるゲームのようなもの」
文句を言わず、それを面白がって楽しむといことなんですね。