子どもは育てるのではなくて育つのです。
勝手に育ちます。
そして、育つときの条件というのは、一番身近にいる親、つまり父親や母親、特に母親の影響が大きいのです。
なぜなら一緒にいる時間が長いからです。
その母親が楽しそうに生きていることが重要なのです。
「なんでお母さんそんなに楽しそうなの」
「だって楽しいんだもん」...。
会話になっていないのですが(笑)
一番身近な母親が楽しそうに生きているのを見て、子どもは物事は楽しいととらえれば、すべてのことが明るく楽しくなると母親を通して知ることができるのです。
ところが、一番身近な母親が不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言い続けていると、子どもはそのように物事をとらえるようになります。
最初のとらえ方が、愚痴や泣き言であるというのを覚えてしまうと、子どもは親のやったとおりにまねをし、そのようなやり方を身につけていきます。
これから結婚して、母親になるかもしれない人は、まず大事なのは笑える顔の夫を選ぶことです。
毎日毎日、朝起きるたびに「面白い顔よね」、夫のほうも「お互いさまだよね」と言える。
これが平和な家庭の第一歩です(笑)。
小林正観さんの『ありがとうのすごい秘密』(中経出版)より抜粋
朝起きるたびに「面白い顔よね」、はちょっとどうかと思いますが、明るく楽しく笑顔が子供にとっても大切なのですね。
自分自身にとっても。