「立派なことを言うより立派なことをするほうが立派だ」
これは偉大な政治家であり発明家でもあったベンジャミン・フランクリンの言葉である。
「こうすればいい、ああすればいい」と評論家のようなせりふを口にするのだが、さっぱり実行が伴わない人はあなたのまわりにもたくさんいることだろう。
本当の成功者は、実行した経験をもとに話をするものだ。
あなたは口先だけの人物か、実行する人物か、どちらだろうか。
あなたがうまくやり遂げられる可能性のあることは何だろうか。
あなたが立派に実行できれば、人々はあなたのアイデアに敬意を抱くようになる。
「言い訳が得意で、他のことも得意だという人を、私は一人も知らない」これもフランクリンの名言である。
物事を最後まできちんとやり遂げない人を表現する言葉として、これ以上に的確なものはない。
「忙しい」「やり方がわからない」「時間がない」「お金がない」などというのは正当な理由にはならない。
それをするだけの勇気や能力、技術が自分にはないことを認めたくない人が思いつく言い訳にすぎないのだ。
何かをやってみるのに言い訳はいらない。さあ、やってみよう。
ドン・エシッグ氏の『1分間でやる気が出る146のヒント』(ディスカヴァー携書)より
どうしたらできるようになるのか、どうしたら改善できるのかを、考え行動できる人になりたいものです。
言い訳論者、批判評論家にならないで