「白雲自ずから去来す」
禅の教えで「白雲自ずから去来す」という言葉があります。
その意味は、例えば、炎天下の中で畑作業をしなければならないお百姓さんがいて、雲が来て涼しくならないかと待っていたとしましょう。
ところが、いっこうに雲は現れません。
しかし、『そうだ、これが俺の仕事なんだからやるしかないのだ』と、照りつける太陽のもと黙々と作業に取り組み始めると、不思議なことにどこからともなく白雲が現れ、太陽の日差しを遮ってくれていたというような意味。
つまりは、どんな状況に直面しようと、与えられた目の前の役割を自らの使命と受け止め、コツコツと打ち込んでいくことで必ず善き運命が拓けていくということ。
私が10年前に、一人で独立起業した時、実は今のリフォーム、ハウスクリーニング、不動産とは、全く関係ない一頃流行ったIP電話、IPテレビ電話の販売代理店としてスタートしました。
今のこの業態までの経緯は、長くなるので割愛します。
「どうして、ここまで来れたのかとおもいますか」と聞かれたら、こう答えるでしょう。
「目の前のことに、一生懸命、行動してきたからだと思います」と。
IP電話の販売代理店からスタートし少しずつ、いろいろな繋がり、出逢いが連鎖して今に至りました。
面白いことに全てに繋がりがあります。
今日も「褒められる仕事」を