不安は脳の?
脳科学の世界では、「不安は脳の栄養素」と言われているそうです。
どういうことか?
不安や悩みは人間の生命力や肥やしになっていると考えられている。
悩みや不安は脳の扁桃体という部位で、経験した"過去の記憶"を基に"未来を想像すること"によって作り出されるという。
悩みがないということは、過去の記憶を基に将来が予測できないということ。
そうなると、社会に適応しながら生活することが難しくなります。
悩みがあるというのは、過去の記憶があり将来の計画が立てられる証拠なんですね。
悩みがない人達は、記憶力も生きるモチベーションも低下していくと言われているそうです。
私のメンターから聞いた話ですが、ある若い起業家がトントン拍子、右肩上りで株式上場まで会社を成長させた。
羨むような話ですが、その後その起業家は、うつ病になってしまったという。
うまく行き過ぎてしまった結果なんだと。
不安や悩みがあることは必ずしも悪いことではないということ。
「何かしらの悩みがあるから、モチベーションを持って生きられる」と思うといいかもしれませんね。
悩み、不安いっぱいありますから(笑)。
「不安こそが脳の栄養素」