明暗を分ける
長男が北浦和で一人暮らしを始めました。
近くにラーメンチェーン大手の「幸楽苑」があります。
引越しなどで2回ほどここ最近食事をしました。
290円の中華そばは、5月26日を最後にやめたのこと。
「幸楽苑」と比較される近い業態が「中華食堂 日高屋」。
この「中華食堂 日高屋」は、昭和48年に埼玉・大宮で中華料理「来来軒」として発祥しただそうです。
埼玉。
地元企業だったんですね。
この2社、規模ではまだ「幸楽苑」の方が上。
「中華食堂 日高屋」は、直近決算の2015年2月期の売上高は344億円と、規模こそ幸楽苑を約30億円下回る。
ただ、成長率となると大きく水をあけていて勢いでは「中華食堂 日高屋」の方が上。
「幸楽苑」は、苦戦を強いられているという。
1店舗当たりの売り上げでは、前年度の年間平均を計算すれば幸楽苑は約7500万円。
対する「日高屋」は約9700万円と約30%もの開き。
1店舗当たりの営業利益になると幸楽苑は161万円。
ハイデイ日高は1147万円と、なんと7倍強にまで、ビックリ。
同じ「ラーメン」という商品をメインとしながらも、こんなにも差がつく。
いろんな要素はあると思いますが、ひとつは日高屋が採算のいいアルコールの販売を得意としているという。
「日高屋」は、首都圏に集中しているため「ちょい飲み」の需要を獲得できている。
一方「幸楽苑」は、郊外が多く車の運転がありアルコールは売りにくいですから。
先日たまたま宅地建物取引士の更新で東京に行った時、昼食で初めて「中華食堂 日高屋」入りました。
メニューを眺めていて「ちょい飲み」を意識しているのを感じました。
リフォーム、住宅業界では、どうでしょうか?