色の効果
「色彩心理学」という学問があります。
色が人間の心理に影響を与える、そして色に寄ってその効果は違うわけですね。
赤色が持つ不思議な効果として赤は、非常に目立ち、視覚誘導する時も認識しやすい色だそうです。
ところで、日本語では新生児のことを「赤ちゃん」「赤ん坊」「赤子」などと呼ぶますがこれは、出生後に最初に認識出来る色は赤であるためだそうです。
話は少し違いますが。
「赤」の暖色効果は、実際の体感温度にも効果があるという。
ある実験では、同じ温度の青い部屋と赤い部屋に入ったときの体感温度には、3度も差があったそうです。
また、赤は購買色と言われ、マーケティングの世界では赤を入れるかどうかで、売上が20%前後も違うといわれているそうですよ。
では、当社のカラーであるオレンジにはどんな効果があるのか。
喜びや幸福感を感じさせる色。
ポジティブなイメージが強いという。
また、オレンジ色は、暖色系の中でもとくにやわらかく、ぬくもりに満ちた色とされているそうです。
それは、炎の色、太陽の色として、人間の潜在意識の中に、無意識に暖かい色として刷り込まれているからだそうです。
最近、良くオリンピックの柔道着に青が目立ちます。
伝統的な色は白ですが、青色の柔道着の方が勝率が高いという統計結果があるそうです。
今日現調した家は、居室の壁がコンクリートの打ち放しで非常に寒々しく、不快な感じが私はしました。
どの色が人の心にどのような影響を及ぼすか考えるのも面白いですね。