「先施の心」
「先施(せんし)の心」
これは、「良いことは人に先駆けて行うことが大切だ」という教え。
これを説いたのは上杉鷹山が師と仰いだ細井平洲(へいしゅう)という儒学者だそうです。
先施とはいうまでもなく、先に施すという意味。
自分がまず笑顔をつくる、自分から挨拶する、口論になったときは、自分が先に謝る、人に尽くす、人を助ける、人に親切にする。
挨拶、笑顔、ゆずる、感謝する、謝る、ゆるす...。
人の先頭に立って物事を実行し、模範を示すという「率先垂範」という言い方もできるの
かもしれません。
難しいこと、嫌なことを率先してやるって意外にできないものです。
でも、そんな人に幸運の女神は微笑むらしい。
「先施の心」心がけて今日も過ごしたい。