言霊
「わたし的には」ってあなたは使いますか?
断定を避けた「ぼかし言葉」を使う人が増えているそうです。
他には「良かったかな、みたいな」とか。
やはり若い世代ほど使う傾向が強いという。
理由としては「その場の雰囲気を壊さないように断定することを避ける風潮が若い世代にあるのではないか」とみられています。
これは文化庁が17日公表した2014年度「国語に関する世論調査」です。
調査は、言葉への関心度や慣用句の理解度を調べる目的で、1995年度から毎年、全国の16歳以上の
男女を対象に面接方式で調査。
その結果の中を、見ると。
年代別で、「わたし的には」は10、20代とも40%台だが、年代が上がるとともに減り、60代、70歳以上はともに10%以下だった。
「やばい」を「とても素晴らしい」の意味で使うのは26.9%(04年度18.2%)、不快感を表す「うざい」は20.0%(同17.0%)だった。
「やばい」を使うのは10代の91.5%に対し、70歳以上は5.1%という結果。
言葉も時代とともに変化していきます。
戦前には、日本では「言霊」というものが大切にされていたそうですね。