「シルバーウィーク」
この連休をいつから「シルバーウィーク」というようになったのか。
私は、今年初めて気がつきました。
敬老の日があるから高齢者を意味する「シルバー」の意味かと思っていましたが、どうやら違うようですね。
「ゴールデンウィーク」に対して「シルバーウィーク」ということらしいです。
この二つの言葉は1950年代前半に日本の映画会社、大映の専務によって作成され同社によって提唱されたんですって。
4月末から5月初めにおける大型連休が「ゴールデンウィーク」、もともとは秋の文化の日を中心とした期間を「シルバーウィーク」と名付け宣伝を行ったそうです。
その後は1950年代中盤頃には「ゴールデンウィーク」一般的に定着したが、「シルバーウィーク」は定着せずに消えていった。
それが、復活して9月の大型連休を「シルバーウィーク」と、マスコミなどが使うようになった。
毎年連休というわけでない希少性から「プラチナウィーク」と呼ばれることもあるそうです。
この言葉が映画業界用語だったことから、NHKや一部の民放、新聞などは「ゴールデンウィーク」につい
ては、業界の宣伝になるという理由などで、単なる「(春の)大型連休」という表現で統一し、この「シルバーウィーク」についても同様に、「(秋の)大型連休」への表現差し替えが行われていたそうです。
映画の認識は、皆さん少ないと思いますけどね。