明と暗
世界を揺るがしていますね。
独フォルクスワーゲンによるディーゼルエンジンの排ガス規制逃れ、排ガス検査不正。
独フォルクスワーゲンは、トヨタと販売台数の世界一を競い合っている会社ですから、影響は大きいですね。
約2週間でVWの株価は3割以上も下落、時価総額で3兆円超が消えた計算だとか。
また、株主などから損害賠償請求をおこされているし、企業イメージのダウンなどそのダメージは、計り知れませんね。
それにしても、どうして今になって発覚したのでしょうか?
屋内設備で行われる新車の型式認証時の排出値とのかい離が大きかったことがきっかけとなり、路上走行試験となった。
ただ、路上試験は車載可能な小型のポータブル測定器でないと実施できない。
その影で、日本製品があったようです。
不正を見つける過程で使われた機材は、京都市に本社がある計測器メーカー、堀場製作所のポータブル測定器だったそうです。
株価が下落したVWとは、対照的に堀場製作所の株価は、問題発覚後は大幅に上昇している。
明と暗ですね。