パワーが
羊羹と言えば、「虎屋」。
創業は室町時代後期だそうです。
その虎屋さん赤坂本店が建て替えのため、3年間休業となるそうです。
私が以前勤めていた建設会社のすぐ近くでした。
お客様への手土産と言えば、虎屋の羊羹でした。
お店の店頭を思い出します。
今、その虎屋のホームページに載せた虎屋17代 代表取締役社長 黒川光博氏の挨拶が
話題になっているそうです。
抜粋すると以下の部分。
「この店でお客様をお迎えした51年のあいだ、多くの素晴らしい出逢いに恵まれました。
3日と空けずにご来店くださり、きまってお汁粉を召し上がる男性のお客様。
毎朝お母さまとご一緒に小形羊羹を1つお買い求めくださっていた、当時幼稚園生でいらしたお客様。
ある時おひとりでお見えになったので、心配になった店員が外へ出てみると、お母さまがこっそり隠れて見守っていらっしゃったということもありました。
車椅子でご来店くださっていた、100歳になられる女性のお客様。
入院生活に入られてからはご家族が生菓子や干菓子をお買い求めくださいました。
お食事ができなくなられてからも、弊社の干菓子をくずしながらお召し上がりになったと伺っています。
このようにお客様とともに過ごさせて頂いた時間をここに書き尽くすことは到底できませんが、おひとりおひとりのお姿は、強く私たちの心に焼き付いています。」
心が温まるメッセージですね。
想いがジーンと伝わって来ます。
言葉には力、魂があることを感じます。