団地が生まれ変わる
私は、板橋区の都営団地で育ちました。
和室6畳と和室4.5畳の2K、お風呂無し。
お世辞にも、良い住宅とは言えないものでした。
私が社会人になった後に、お風呂と一部屋が増築されました。
現在ではその建物は、取り壊され新しい団地が建っています。
最近、団地リノベーションが話題にあがります。
いわゆる昔の公団系の団地ですね。
今で言う「UR賃貸」。
横浜の都市再生機構は、1,700棟75万戸を管理し、今年度300戸を目標にリノベーションするそうです。
団地に住む入居者の平均年令は50代、若年層の取り込みをしたいようです。
当然、リノベーションのテイストは、20から30代に受けそうなものとなります。
あの「IKEA」「無印良品」とタッグを組んで進めています。
インテリア、カラーなどで注目を集めています。
間取りは、広めの1LDKに変更するケースが多いようです。
都市再生機構では、住み手自身がDIYできる部屋なども用意し、団地に新たな価値を付けようとしています。
箱としての建物は、変わりませんが、工夫次第で価値があがる。
快適な住まいになるのですね。