機転力
「あの人は機転が利く」なんて言ったりしますが、そもそも「機転」とは、どういうことなんでしょうか?
辞書によると「その場に応じた、機敏な心の働かせ方」とあります。
機転が利くということは、生まれつきの性格、育った環境であったりではないようです。
つまり、先天的な能力ではなく、大人になってからでも身につけられるものだそうです。
さて、あなたは「機転が利く」人ですか?
私はどうでしょうか?
アメリカのレーガン大統領が就任して間もない頃、狙撃されました。
救急病院に運び込まれ、弾丸摘出の手術前に、大統領は医師たちに向かってこう言ったといいます。
「ところで、あなた方はみな共和党員だろうね?」
そのウイットのセンスに、大統領としての人気は一気に高まったそうです。
切羽詰まっても、そこに余裕があると、気の利いたひと言も出るのでしょうね。
冷静に現状を視野広く観察、認識できることが、「機転が利く」ための前提条件のように思います。
困難な状況にどれだけ冷静に対応できるのか、大切なことですね。
「機転が利く」とは、「コミュニケーション力」にも関わってくるのかな?
機転を利かして「いい仕事」をしたいですね。