他人の問題ではなかった?
日常の生活の中で、他人の言葉、行動で気になったり、時には、ムカッとすることはありませんか?
飲食店で食事をしていて店員さんの言葉使い、話し方が気になったり職場で思ったことをストレートに言う人が気になったり
頼りにならない、あてにならない人を見てイラッとしたり。
よくよく考えてみると、そのような人を見た誰もが自分と同じような気分になるのでしょうか?
気になっているのは自分だけかもしれません。
でも、なぜ自分だけ気になってしまうのか?
他人に「投影」されるのは自分自身
つまり自身自身の中にある「影」の部分が他人を通して見えるからだそうです。
もっと言えば、自分が普段から抑え込んでいるもう一人の自分が相手に「投影」されるため私たちの感情は刺激されるのだそうです。
実は、目の前の相手と同じようなことを自分自身もするということ。
普段は抑えているから自分はしないと思っている。
他人を見て気になったり、イラッとする時、私達は他人の性格や心遣いのなさを責めがちですが問題は相手の性格ではない。
問題は私たち自身の心、潜在意識にあるのだそうです。
「影」だけではなく良い部分も同じで相手の中に褒めたい部分があるとすれば、それは私たち自身の中にも共通する部分があるということ。
「投影」は良い点も悪い点も含め本当の自分を知るいい機会なのですね。
イラッとしたり、気になったりした時に
「このことで、こんな風に感じるのは自分だけかもしれないよ」
と自分に投げかけたら、客観的に自分を見ることができそうですね。