知恵を絞って
横浜マンションの杭工事の件、収まりませんね。
どこまで波及していくのか?
今回、専門業者の旭化成建材がやり玉にあがっていますが、これは母体が旭化成という有名大企業だからでしょうね。
無名の会社であれば、矛先はゼネコンの三井住友建設に向かっていたでしょう。
ゼネコンとしての施工管理責任があるわけですからね。
もっと言えば、設計者の監理責任も問われるのか?どうか。
今、杭工事の業界に見えない激震が走っていることでしょう。
旭化成といえば、繊維から旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)、住宅関連など幅が広いグループですね。
旭化成リフォームというリフォームの専門会社もあります。
その旭化成リフォームが、変わったことを始めたようです。
旭化成ホームズの中古住宅を買い取り、室内を解体撤去したスケルトンの状態で、そのまま販売する。
もちろん、そこにリフォーム工事が生まれるというビジネスモデルです。
大型なリフォーム工事にはなってきますね。
ヘーベルハウスの躯体はALCコンクリートで60年以上の耐久性、耐火性、強度を売りにしていますから。
始まったばかりのようですから、どういう展開になっていくのか。
今は、ただただ「リフォーム、はい」という時代ではないでしょうから。
知恵を絞っていかないとですね。