ウカウカしては
つい3ケ月ほど前に、日本と中国が受注を競ってきたインドネシアの高速鉄道計画。
二転三転の末、中国案が採用されることで決まってしまいましたね。
インドネシアにとって日本は最大の援助国。
2013年度までの円借款は累計5兆円に迫るというのに。
12月12日、日本とインドはの首脳会談で、
インドの高速鉄道案件において日本の新幹線方式を採用することが決まった。
受注確実といわれたインドネシアの高速鉄道案件を土壇場で中国にさらわれた日本政府も、してやったり。
今回、日本が受注するのは、インドに複数ある高速鉄道計画のうち、インド最大の都市ムンバイと工業都市アーメダバードを結ぶ、
約500キロメートルのルート。
最高速度は時速320キロメートル所要時間は現在の約8時間から2時間程度へ大幅に短縮されるという。
インド版新幹線の建設工事は2017年にスタートし、2023年に完成する予定。
海外における新幹線方式の採用事例としては、2007年開業の台湾に続く2例目。
今後の他国への展開にも弾みを付けたいのが日本。
ただ、気をつけないといけないのが最大のライバル中国。
中国はインド国内に共同出資で「鉄道大学」を設立し、鉄道の製造や整備に関するノウハウを提供すると宣伝しているようです。
中国は、インドのみならずアメリカなどでも学校を設立して、進出しています。
中国よりの教育を施し、言葉が悪いですが洗脳。
実は世界制覇の計画を進めているといいます。
本当にしたたかです。
西欧からアジアの時代に入って行きます。
ウカウカしていられないのが、今の現状でしょう。
大きな話になってしまいました。