善きことを思い、善きことを
「運命は、 その人の性格の中にある」
これは、芥川龍之介氏の言葉。
「人は性格に合ったような事件にしか出くわさない」
これは、文芸評論家の小林秀雄氏の言葉。
善きことを思い、善きことをすれば、よい結果が生まれるとよく言われるけれども、そういう思いをずっと抱いて行動していると、それがまさにその人の性格を形成していくといえるのかもしれません。
京セラ名誉会長の稲盛和夫氏は、
こんなことをメッセージされています。
「最後の最後まで心を高める努力を、続けていくことが大切。そしてその努力が人間の運命を伸ばしていく最善の方法」
今の日本は、物質的な豊かさは獲得したものの、毎日のように耳を疑うような事件がどこかで起きている。
精神的には日増しに貧しくなり、それが最近のすさんだ世相をもたらせている原因なのかもしれません。
良心に火を灯し、「善きことを思い、善きことをする」ということを一人一人が心がけ、振る舞うことが求められているのでしょう。
まず、身近な家族、友人、仕事の同僚にどんなことで喜んでもらえることができるのか?
考えて見ても良いかもしれませんね。