親の思い
子どもの名前も時代ごとにブーム、トレンドが生まれてきました。
ここ最近は、読みにくい漢字を使ったり、変わった当て字にしたりと、個性的ないわゆる「キラキラネーム」がトレンドとしてありますね。
そして最近は、また新たなトレンドとして極端に奇抜ではなく読み方も使用している漢字も一般的なのに、なかなか読めない名前が増えているようです。
先日、明治安田生命から発表された『2015年生まれの子どもの名前』調査によると
「読み方部門」1位は、
男の子が7年連続で【ハルト】くん、
女の子は【ハナ】ちゃんが
昨年10位から急上昇して初のトップを獲得。
読み方としては、特別変わった印象はない2つの名前だけど、
書き方は実にさまざまのようです。
ハルトくんは、
【大翔】、【陽翔】、【晴翔】、【陽斗】、【遥斗】、【悠人】、【晴空】、【羽琉斗】、【遼翔】、【温人】、【遥都】
など、実に45通りもの書き方が。
ちなみに、昨年は36通りだったそうで書き方のパターンがかなり増えていることになります。
ハナちゃんは
【花】や【華】、【はな】、【葉南】、【英奈】、【蓮奈】、【遥菜】、【咲花】
など、27通りもの書き方が。
"読みにくい名前は子どもにとって損か得か?"という問題もありますが。
親の子供に対する
「こんな子に育ってほしい」、
という思いが強くなっているのでしょうか?!
両親がわが子へ深い愛情を注いでいるということは間違いないのかもしれません。
たまには自分自身の名前の由来、思いをあらためて感じてみることもいいかもしれません。