鏡の訳
段、何気なく利用しているエレベーター。
建物の高層階に行くのに欠かせません。
ところで、気づいていましたか?
ほぼ必ずといっていいほど、大きな鏡が設置されていること。
いったい何のためにあるのか?
身だしなみをチェックするため?
痴漢などの犯罪防止のため?
エレベーター内を広く見せるため?
全て違います。
それでは、何のために鏡を設置するのか?
「もったいつけるなー」という声が聞こえてきそうです。
その理由は
「車いす使用者が乗り降りする際に、かご及び昇降路の出入り口を確認するため」
だそうです。
かごの中で車いすが回転できず、後ろ向きで出なければならないこともあります。
2005年に実施した800人を対象にした調査によると、正しい理由を知っていたのは19.6%。
最も多かったのは「知らない・考えたことも無かった」(36.5%)
車いすの方と同乗したら、鏡の前に立って視界を遮らないようにしないといけないですね。
昨日、とある経営セミナーに参加したら、全盲の方が点字の機械?持ち込んで受講されていました。
体に障害を持つって、どういう心境なんだろう?
自分が五体満足であることの「ありがたみ」を感じました。
五体満足であることは、「有り難い」