たかが服装?!
マキャベリの『君主論』のモデルになった
チェーザレ・ボルジアという人がいます。
法王アレッサンドロ6世の息子さん。
彼は、自分の軍隊を持っていなかったので、農民を集めて軍隊を組織したという。
しかし、農民たちは戦場ですぐさま逃げ出してしまうありさま。
そこでチェーザレは、レオナルド・ダ・ヴィンチに命じて、
鮮やかな赤色のよろいを作らせ、農民兵に着せた。
すると、格好のパリッとした服装に身を包んだ農民兵は、
外国の正規兵にも勇敢に立ち向かうようになったという。
人間は、外見を装うことで、
心の持ちようを変えることができるという証拠ですね。
いまいち仕事に本気になれないのだとしたら、
それは服装がだらしないからかもしれない。
ニューヨーク州立大学アルバニー校の実験結果によると、
服装がだらしない人は、仕事の生産性や能率もパッとしない傾向があるそうです。
服装がだらしない人は、なぜか仕事もできないということ。
服装をきちんとすると、仕事ぶりも規律正しくなるのではないか!?
あのIBMが企業として成功したことの背景には、
「服装に厳しかったこと」が要因のひとつといわれているそうです。
東京ディズニーランドでも、
スタッフには厳しい服装の規定を設けているという。
だらしないズボンのはき方などは、絶対に許さないという。
「ラクな服装のほうが、仕事の能率があがる」
「ネクタイなんかしないほうが、リラックスして仕事ができる」
こういう考え方にも一理はあるのかもしれない。
しかし、本当に仕事ができる人は、
ラフな服装ながらもきちんとしているのかもしれません。
きちんとした服装をすることはとても大事なのかもしれません。
あなたはいかかでしょうか?
今日も充実した一日を!