忘れる動物
昔、アメリカに、こんな男がいたそうです。
経営していた店がつぶれ、
測量技師になったがうまくいかず、
軍隊に入隊したが成績がひどく、除隊になってしまった。
その上、遺伝疾患が原因で、異様な顔立ちになってしまった。
ある女性と熱烈な恋に落ち、めでたく婚約することになった。
しかし実に気の毒なことに、まもなくその女性は亡くなってしまった。
失意の中、彼は弁護士となるが、たいした活躍もできず、
最後に政治家を志した。
だが、当選までに度重なる落選を経験した。
その男とは、第16代アメリカ大統領の「エイブラハム・リンカーン」。
人生にはさまざまな"逆境" が訪れるもの。
人間関係のトラブル、仕事の失敗、失恋、家庭問題などなど。
彼が偉大な大統領となれた要因は何か?
彼が一つひとつの失敗をきっちり捨て、忘れていくことができたことなのでしょう。
"忘れる"ということがキーポイントだったとは。
いつまでも、失敗を引きずっていたら、落ち込んで
次に、前に進んで行かないですよね。
さまざまなことを乗り越え、
また一から、新たなスタートを切るには、
過去の失敗を忘れ、
それを引きずらないこと。
毎日「今日から始まり」と想いを新たにすることができたら、、、
今日も充実した1日を!