またまた、
かつて日本メーカーのお家芸とまで呼ばれた冷蔵庫などの白物家電事業
残念、さびしい限りですが、
海外企業への売却に向けた動きが進んでいます。
先日は経営再建中のシャープが
台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で再建を進めることになりました。
今度は、
東芝の白物家電事業も海外メーカーに売却されるようです。
売却先は、
中国の家電大手「美的集団」
美的集団は「Midea(ミデア)」ブランドで家電を販売していて
2014年の売上高は約2兆6000億円という。
シャープの白物家電事業は、政府系ファンドの産業革新機構が
東芝との統合を検討していたそうです。
ところが、その相手のシャープは台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に買収されることに
なってしまったので今回の東芝の売却劇につながったということ。
東芝は大半の家電事業を売却する方針で、
従業員やブランド、販売網などの取り扱いを今後詰めていくという。
そうですね。単に売却と言ってもいろいろな問題が出て、
ひとつひとつクリアしていくのも大変な作業ですね。
とにかく
世界販売も伸びせず、国内市場も少子高齢化で縮小する中、
日本の高度成長を支えた白物家電がその座を去るということですね。
私のこども時代は、まさに高度成長期でした。
私の中学校に通っていたころは、1学年10クラスありました。
今日娘の中学校の卒業式に参列してきましたが、3クラス。
東京都、埼玉県という地域性が違いますが、
肌で少子化を感じます。
「変化に適合できるものが生き残る」