アナログの魅力
富士フィルムの「写ルンです」レンズ付きフィルムのさきがけですね。
40代以上の人は、
一回は、利用したことあるのではないでしょうか?
今は身近にデジタルカメラやスマートフォンのカメラなどがいくらでもある時代。
もう販売されていないのかと思っていましたが、
現在も発売されていて30周年を迎えるというからビックリ。
4月8日には、30周年記念モデルの「写ルンです」発売されるそうです。
若者の間で人気が高まっているというからさらにビックリです。
いったいなぜなのか?
活躍の場は、インスタグラムなどのSNS。
若手写真家が、「写ルンです」を愛用して作品を発表するアーティストもいるという。
フィルム特有の淡く、どこか懐かしい風合いを「おしゃれ」と感じるのだという。
「現像するまでどんな写真かわからない」というのも新鮮なのだそうだ。
しかも、「写ルンです」であれば27枚撮りと、
いくらでも撮影可能なデジカメと比べて撮影できる枚数が非常に少ない。
やり直しがきかない分、写真一枚一枚を大事に撮影することになるのもミソのようです。
ピンボケしたり、指が写りこんでしまったりといったこともあるが、それも面白さ。
それも含めて楽しんでいるようです。
こんな用途も、
「過酷な環境で使う」というものだ。
フィルム、レンズ、シャッターというシンプルな作りで壊れにくく、
撮影に電池を使わないため、
高山や寒冷地など、
電池切れや故障を起こしやすい場所での撮影に持っていく人も多いという。
東京・原宿にある富士フィルム直営の「WONDER PHOTO SHOP」では、
2年ほど前には月に20本程度だった販売本数が、
昨年12月には100本を売り上げたという。
レンズ付きフィルムも、デジカメにはない味わいにより、
新たな愛好家を取り込んでいるのですね。
「アナログ回帰」現象と言えるかもしれません。
他のものでもあるかもしれませんね。