「4Kテレビ」たまに耳にしますね。
「4Kテレビ」とは、どんなものなのか?
テレビは、大画面になるほど1画素あたりの面積が大きくなるので、
画素の粗さが目立つという難点がある。
4Kテレビなら、フルハイビジョンの4倍の画素数でこの難点を克服。
大画面で見ても、画素の粗さが気にならなくなるという。
この「4Kテレビ」が、
営業赤字が続いていたパナソニックのテレビ事業を救ったようです。
2016年3月期に黒字に転じる見通しに。
収益力が高い大画面4Kテレビが日本や欧州で好調なためで、
営業赤字からの脱却は8年ぶりという。
テレビ製品は韓国、中国にやられぱなしの日本でしたからね。
薄型テレビの生産はこの10年、韓国や中国との競争激化で価格が急落し、
過剰投資もあって日本メーカは軒並み収益が悪化。
撤退までに追いやられたメーカもありますからね。
最近は欧州や日本で画質や音質にこだわる客が増え、
4Kテレビの市場は伸びている追い風が吹いているようです。
2020年のオリンピックもありますし、大きな買い替え需要も見込めます。
「ビエラ」というシリーズの新モデル7機種を発表しました。
参考価格は機種や画面サイズによって28万円前後から80万円前後。
さすが、お値段もいいお値段ですね。
量産化が進み、値段がこなれてくるといいですね。
国内をはじめ欧州やアジアなどで順次発売するそうです。
パナソニックには、これから頑張ってもらいたいものです。
松下幸之助氏も喜んでおられるでしょう。