賢い援助
熊本は大変なことになっていますね。
14日から震度1以上の地震は580回を超えているそうです。
熊本市内の避難所では食料や水が不足。
大量の救援物資が一度に届くと、返って避難所に届けることができなくなったそうです。物資を振り分ける人手が不足している。
また、どの避難所で何が必要とされているかを
リアルタイムで把握するのが難しいからだそうです。
被災者のために何か援助、手伝いをしたいという気持ちは人情ですが、
それが、返って被災地の混乱を生み、
迷惑になってしまうことが東日本大震災でもありましたね。
東日本大震災では、テレビなどで報道された一部の避難所に大量の物資、
おにぎり、果物などの生ものが集中してしまった。
その一方、他の避難所あるいは自宅退避を続けている方々には
物資が行き渡らなかったそうです。
善意が現地への迷惑、負担にならないようにするためには、どうすればよいのでしょうか?
次のようなことを調べ、検討した上で、最適な方法を選ぶことが大切のようです。
(1)自分が直接、避難所・知人に送るのが本当に効果的なのか
(2)周辺市町村にて購入・配布を行っている団体は存在するか
(物品ではなく寄付にて団体をサポートする方法も)
(3)被災された方が自分で選んで購入できる手段はないか
(物流の回復は思うよりも早いもの。物資がないから直接送りたいというのは、事実ではないことの方が多い)
復興支援など詳しい田邑恵子さんというフリーランスの方が言っています。
「賢い」支援のあり方が必要とされているのですね。
コンビニの募金箱も、熊本復興支援目的に変わっています。
今朝、募金してきました。
また、使っていないテントを被災地へ送る準備をしています。
ペットを飼っている人のために
避難所では、好きな人、嫌いな人それぞれいるから、困っているようです。
送る場所を、きちんと確認して迷惑にならないようにしたいと思います。