まずはやってみる
いまから40年近く前、
千葉県松戸市役所に誕生した「すぐやる課」
テレビなどでも、その当時よくとりあげられていました。
与えたインパクトは相当なものだったようです。
「役所にひらがな名はいかがなものか」という反対も強かったとか
それを押し切ったのが、松戸市長でもあった松本清さん。
「まつもときよし」って聞いたことありますよね。
あの「マツモトキヨシ」の創業者だそうです。
松本さんが「すぐやる課」でねらったのは、第一に住民サービスの充実。
もう一つは役人の姿勢を変え、「すぐに行動すること」の大切さを植えつけたかったらしい。
松本さんはアイデアをつぎつぎと実行に移し、成功も失敗もしたそうです。
たとえ失敗でも、
最初から「失敗するだろう」と言ってなにもやらないより、ずっといいと考えていた。
「百年考えても、千年考えても、考えてるだけじゃなにも進歩しない。
だから、ともかくやろうじゃないか」
という言葉が残っているという。
アイデアは、考えるよりも実行して形にするほうが何十倍も大変なものです。
ものごとは考えるだけではダメで、まずやってみること、
そして結果を出すことが重要になりますが。
大切なのは失敗を恐れることなしに、「まずやってみる」ことですね。