誰のせいでもない
「社会が悪い」「国が悪い」「政治が悪い」「組織が悪い」「生まれた家が悪い」
とつい嘆いたりグチたりしたことは、ないでしょうか?
そんなことをしても、何も変わらないことを知っているくせに。
世の中や、人や、生まれのせいにしているときは、
努力することをあきらめてしまうことになりがちです。
自分が努力しない言い訳を言っているのと同じこと。
「世の中には、悪い所もあれば、いい所もある。そんなに悪くない」
「人生には、悪い所もあれば、いい所もある。そんなに悪くない」
「悪い人もいれば、いい人もいる。世の中、捨てたものではない」
「人生は、落ち込んでいる私が思うほど、悪くはない」
「物事を悪く考えるクセがある私が考えるほど悪くない」
このような考え方ができたらどうでしょうか。
現実にはきびしいこともあるでしょう。
そんな中でも、いいこと・自分に恵まれていることがあるはずです。
考え直してみれば、「そんなに悪くない」と思えることが多いかもしれません。
自分を変えるのも容易ではないでしょうが。
時間をかければ少しずつ変えていくことができるはずです。
「○○のせい」と、嘆くのか、それをゲームのように楽しむのか、生き方は二つに一つ。
「嘆きの人生か楽しみの人生か」。
楽しみの人生を歩みたいものです。