思い込みを使いこなす
ある医師団が複数の患者を対象に、膝の治療法の効果を比較する実験をしたそうです。
具体的には、
①関節を削る、
②関節を洗浄する
そして、最後は
③とくに何もしない
の3つです。
③「とくに何もしない」では、
医師団は患者たちに麻酔をし、
膝に3か所の「手術痕」だけをつくったそうです。
なんと2年後の結果は、
その患者たちは実際に治療を受けた患者たちと同じ効果を得たというのです。
驚きというか、不思議というか、
彼らの脳は、手術が膝をよくしてくれると思い込み、
手術を受けていないのに実際にそういう結果を得たと考えられます。
信念や思い込みの力は強力、絶大ですね。
人間は自分が思った通りの人間になるといいます。
できると思えばできるし、できないと思えば永久にできない。
ポジティブな思い込みはとても大事です。
私たちの無意識の潜在意識は、潜在能力を引きだしてくれる。
良い思い込みを、うまく使いこなしたいものですね。