何か方法はないだろうか?
「打つ手は無限」という滝口長太郎さんの詩。
【打つ手は無限】
すばらしい名画よりも
とてもすてきな宝石よりも
もっともっと大切なものを私は持っている。
どんな時でも
どんな苦しい場合でも
愚痴を言わない。
参ったと泣き言を言わない。
何か方法はないだろうか
何か方法はあるはずだ
周囲を見回してみよう。
いろんな角度から眺めてみよう。
人の知恵も借りてみよう。
必ず何とかなるものである。
なぜなら打つ手は常に
無限であるからだ。
滝口長太郎さんは、千葉県出身の実業家。終戦後、海草問屋として事業をスタートさせ、肥料や飼料の製造販売も。高度成長期には分譲住宅事業、 ボーリング業、飲食事業、スポーツ施設事業など様々な事業を展開し大きく発展させたそうです。
そんな人が詠んだ【打つ手は無限】
まさに、この詩で伝わるように数多くの苦難、困難を乗り越えて行ったようです。
最初の分譲住宅では、地盤沈下を起こしたり、、、などなど
「何か方法はないだろうか」