思い通りにならない
たとえば、試験を受けて、「友人は合格したのに、私は落ちた」みたいな話、
普通はがっかりし、妬みの心も湧いてくるかもしれません。
第一志望の会社に就職できなかったという人がいたとします。
「第一志望の会社にはすごく嫌な奴がいて、入らなかったほうがよかった」
「自分の良さをわかってくれない会社なんか入らなくてよかった」
「合格した第二志望の会社に、自分がやるべき役割、任務があったんだ」
と受け取ったらどうでしょうか?
心持ちが変わってくるのではないでしょうか?
うまくいかない時はいつも神さまから「お前は別の道を行きなさい」という
指示があったと思ってみる。
あまりにも楽観主義者だと言われてしまうかもしれません。
そこでぐずぐず悩んでも何も変わらない。
運命をやんわり受け入れる。
そして、次の運命に協力的になる。
自分で望んだわけではないけれど、
それによって神さまは私に何をご期待ですか?と考えてみる。
そうすると、たいてい運命が開けてくるらしいですよ。
人間の価値は、思い通りにいかなかったときに、どう考えるか、
どんなふうに行動するかによってわかる。
「入れなくてよかった」「失敗してよかった」「うまくいかなくてよかった」と
考えることができる人は、何度失敗しても、うまくいかなくても、
必ず何度でも立ち上がることができる。
「思い通りにいかないから人生は面白い」と
思えたらもっと楽に生きられるかもしれません。