未来の世界は
「シンギュラリティ」って聞かれたことあるでしょうか?
コンピュータが全人類の知性を超える未来のある時点のことを
『シンギュラリティ』『技術的特異点』と言われます。
これは、アメリカの著名な発明家レイ・カーツワイル氏が技術に関する
未来予測の書『シンギュラリティは近い…人類が生命超越するとき』で
紹介し、世界的に知られるようになったようです。
カーツワイル氏は、シンギュラリティが2045年に到来すると予測しています。
具体的には、2045年には、ヤマダ電機やビックカメラなどで買えるパソコン一つで、全人類の脳と同等の情報処理ができるようになるという。
シンギュラリティには『これまでの法則が通用しない』とか
『想像もできないような途方もないことが起きる』といった意味合いがある。
汎用型人工知能が実現し普及したらそこが、シンギュラリティとなる。
「汎用人工知能」というのは、
人間のように様々な知的作業をこなすことのできる人工知能のこと。
今の世の中に存在する人工知能は全て「特化型人工知能」で
一つの特化された課題しかこなすことができないのです。
例えば、SiriはiPhoneなどを操作する目的に特化された人工知能。
将棋をする人工知能は将棋だけに、チェスをする人工知能はチェスだけにそれぞれ特化されているのです。
カーツワイル氏は、「ハリー・ポッター」に出てくる魔法は、未来のテクノロジーによって全て現実のものになるとも言っているそうです。
技術進歩の速さには驚くばかりです。
その速度は今後ますます速くなっていくことでしょう。
「人工知能」は、私たちの生活、社会、経済に大きな影響を及ぼすでしょう。