身のまわりに「あの人、いつも運がいいよなあ」と思うような人はいませんか?
そんな人に共通しているのは「陽気、明るい」ということではないですか?
それって、性格の問題でしょうか?
運がいい人が陽気で明るいのは、必ずしも性格からくるのではなく、
自分の基本的な心持ちを「快」でいることを常に心がけているからなんですって。
いろいろな「好きな瞬間」をいっぱい持っているってこと。
そして大事なのは、自分の状態をいつもちゃんと認識していて
「あ、ちょっと迷ってる」
「運が下がってる」ということも見逃さないこと。
運がいい人だっていい時も悪い時もある。おなじ人間です。
迷うこともあれば悩むこともある。
ただ、違うのは、そこからどんな状態に自分を持っていきたいのか、
自分が「快」の感情になれる方法を知っている、できるということ。
生きているといろんな出来事があります。
その出来事と向き合うには2つの視点がある。
「事実」と「意味づけ」という視点。
例えば普通、転んでケガをしてツイてないなぁと凹んだときは
「転んだ」(事実)と「ツイてない」(意味づけ)がセットになっている。
「この程度ですんでよかった、ありがたい。」と思う人と、
「まったくツイてない、最悪だ。」と思う人がいる。
起こっていることの「事実」は変えられない。
しかし意味づけのほうは、自分の考え方なので変えられる。
運がいい人というのは、基本的にそんなふうに
「事実を受け入れて、意味づけで「快」を探す」という心持ち、
マインドセットが習慣化しているというのです。