ファーストリテイリングと言えば
「ユニクロ」のほうが先にイメージが湧くのではないかな?
もうひとつのブランド「GU(ジーユー)」が元気に、急成長しているようです。
実は、国内のユニクロ事業は伸び悩んでいるという。
そんな状況から、ファーストリテイリングにとって、
ジーユーは欠かせない存在になりつつあるそう。
ジーユーは10年前、ダイエー南行徳店(千葉県)に初出店。
それ以降、順調に成長を続けてきたわけではなく、品ぞろえは大きく変化しているという。
当初、ジーユーはどちらかというとファミリー向けの小型店。
価格はユニクロの7割に設定。
急成長のきっかけは2009年、「990円ジーンズ」の大ヒット。
ユニクロの半額以下の低価格で、約100万本が売れたという。
その後、現在のような若者ファッションを重視した戦略に切り替え、
10代や20代の女性を中心に人気となった。
ジーユーもユニクロ同様、
企画・生産・販売すべてを自社で行う、いわゆる製造小売業。
生地まで、ユニクロとは別に独自に調達するという。
価格帯が違うとはいえ、ジーユーとユニクロの棲み分けが、今後どのように進むのか?
潰し合いにならないのか?
興味深いところです。
いずれにしても、現状維持は衰退。
常に先、先に成長していかないとですね。