人は他人の長所よりも短所の方が目に付きやすいものですよね?
「他人は自分を映し出す鏡」と言います。
他人の短所が目に留まりやすいのは、
自分の短所が他人に投影されてみえるからだそうです。
その短所について、
マイナスの言葉を発していちいち指摘すると
自分自身もマイナスな状況に陥ってしまうそうです。
人の脳はマイナスの言葉を発するとβ波状態になり
筋肉が緊張し潜在能力が出にくくなってしまうから。
逆にプラスの言葉を発すると脳波がα波になり、
筋肉も柔軟になり潜在能力も発揮しやすくなる。
他人の短所にはめをつぶって、
長所に目を向けそれを伸ばしていくという「長所伸展法」が良いそうです。
不思議なことに、人は得意なこと、好きなもの、
自信のあるものを伸ばしていくと短所が少しずつ消えて目立たなくなるというのです。
マイナスの言葉や短所を指摘することで自分も同じ状況になってしまうなら、
まずは自分だけでもプラス思考をして、
長所を見つけプラスの言葉を使うようにしたいものです。
そして、少しずつ周りの人達も巻き込んで、
みんながプラスの方向へ向かい
長所を伸ばしていくようになるといいですね。