「快」と「不快」、この二つは、「明」と「暗」とを基本にした脳の働き。
楽しい、快というものが「明」であって、
その反対に、
不快、不愉快は「暗」。
自分が「明」という快の世界にいる人は、人に快を与える。
自分が「暗」という不快の世界にいる人は、
人を不快という暗の中に引き込んでしまう。
明にも暗にも、人を引っぱり込む力があるという。
日常の小さなことの中に、喜びを見つけることができる人は幸せ。
どんなに財産があろうが、不満の多い不機嫌な人は不幸な人生かもしれない。
有名な喜劇俳優のチャップリンは、
『笑いは人生の潤滑油である』ということを言っています。
人間は笑える唯一の動物。
微笑は、縁と縁とを結び、
人の輪を広げるためには欠かすことのできないもの。
微笑は人に投げかける「明」のサインといえる。
明のサインが、きっとさまざまな“明の縁”を集めてくれるのですね。
「快」を感じられる生活を心がけて、
脳を「明」の状態でいられるようにしないものです。
「暗」の人からは、人は離れていくでしょうから。