当たり前になりつつある温水洗浄便座。
日本国内で家庭への普及率が80%越えたそうです。
温水洗浄便座のトイレしか使えない、なんて人も出てきているようです。
そんな人向けに携帯型の洗浄機も今ありますしね。
しかし、海外
欧米でもなかなか温水洗浄便座が普及しないようです。
なぜなのでしょう?
理由の①は
「現地のトイレ業界の競争」
そんな中、日本のTOTOやLIXILが温水洗浄便座を、
そのままホテルや一般家庭に導入しようとしても、信頼性が低い。
TOTOは現地のトイレメーカーに
OEM供給をしようと活動を長年続けているらしいのですが。
各国の「トイレ業界」に割り込むことは容易ではない。
理由の②は
「トイレとお風呂が一体化」
確かに欧米ではトイレとお風呂が同じ部屋に置かれていることのほうが一般的ですね。
それが影響するのは、電源コンセントの設置位置。
シャワーやバスタブ、洗面所からの水漏れを心配し、
ほとんどの場合、電源コンセントは洗面所の上部などにあるというのです。
理由の③
「住宅の新築が活発ではない」
日本では、新築時にまとめて温水洗浄便座を付けてしまうことが多い。
温水洗浄便座を付けるために新たに電源を引いたり、
特別な工事をするには、経済的にも負担が大きいでしょう。
4年後に迫った2020年の東京オリンピックでは、多くの外国人が訪れ
日本の温水洗浄便座に驚くでしょう。
温水洗浄便座を開発した「TOTO」製のものは、
洗浄水の振動が素晴らしいですしね。